原爆忌午前の空のしこり有り
【季語】
原爆忌(げんばくき)初秋
【子季語】
原爆の日、広島忌、長崎忌、浦上忌、平和祭、爆心地
【解説】
第二次世界大戦の終結は昭和二十年に投下された原子爆弾による。 八月六日に広島、九日に長崎、という二回もの核兵器の使用は世界に類のない大惨事を招いた。この日の慰霊行事に合わせ、世界 平和への祈りを奉げる。【きごさい歳時記より】
8月6日にも、広島忌という傍題で一句詠んだが、今日長崎忌も一句。
長崎に原爆が投下されたのは11時2分。第一目標であった小倉を雲が覆っていたため、第二目標だった長崎へ、ファットマンが落とされた。
広島も長崎も、目視で爆弾を落とせるような、晴れ渡った空だったんだろうな。
だから俺は、この日のぬけるような青空を見ると、何となく複雑な思いを抱く。
この句はそんな思いを詠んだ稚拙な句である。
空のしこりって何?ってなるよね😏
でも、俺にとって、あの日を想起させるこの青空はいつも何か心にしこりを生むのだ。
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