【俳ポ発表ウィーク】麦秋
俳句ポスト月曜日
今月も俳ポの発表ウィークがスタートした。
月曜日は選者である夏井いつき組長の、兼題に関する【類想】についてのコメントが読めるという意味で、とても学びになる。
今回の兼題は「麦秋」
秋は、実りの秋といって、多くの植物が実りの時を迎えるが、麦にとっての実りは初夏の頃。つまり、麦にとっての最も実りの時期なんだよ、というのが、麦秋という季語の意味である。
俳句ポストの類想には、何千もの寄せられた俳句の共通項が分析された結果が示されていて、感覚的なものではなく統計的な類想が並ぶことになる。これがとても面白いので、毎回見ていて飽きない。
【類想】+α
組長も常々おっしゃるが、類想は悪者ではない。言葉を借りれば「共感の土台」として、自分の俳句と読み手とをつなぐ大切な鍵となるものだ。
共感の土台だけでは凡句になってしまうし、自分一人の思い込みで作った句は誰も理解できない句になってしまう。
その間の「いい塩梅」ってのが難しいよねー。
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