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『移動する暮らし』を日常にする <未来の備忘録①>


『移動する暮らし』を実現する為の備忘録をつけていきます。実現したい移動する暮らしについては、これまでもキャンピングカーを借りて実験・実践を行なってきました。そして今年もその実験・実践をしていきます。そしてこの『移動する暮らし』を実際に事業化していきます。

事業化に向かって、色々な方とお話しをして、思ってもいなかったご縁やチャンスを頂けて本当に感無量です。何とかそれをモノにして、形にしていきたいと思います。本当にありがとうございます。

そんな中、事業化にむけて考えた事、思ったことを備忘録的にnoteにまとめていこうと思います。

何も諦めない、それが私の考える新しい暮らし

 私がこの移動する暮らしを実現するにあたって、またこれから新しい暮らしを実現していくにあたって、強く意識している事があります。
それは、新しい暮らしを始めるからと言って、何かを諦めなくてはいけない、という状況を作らない事です。移動する暮らしを実践するために、例えば『本当は料理もしっかりしたいのに、車の中では料理がしにくいから諦めている』というようにはしたくないです。
 移動もしたいし、料理もしたいし、しっかりお風呂も入りたいし、、、、今までの暮らしでできてたことは変えずに、好きに”移動”だけしたい。そんな暮らし方を実現したいと思っています。夢見たいに思えるかもしれませんが、自動運転が実用化されれば、その夢はほぼ叶うと思っています。

自動運転が実現した時の未来を描き切る

 自動運転の実用化は生活を大きく変えます。そもそも車の形は今と違うモノになるでしょう。そして移動するということを私たちは意識しなくて済むようになるはずです。なぜなら運転しなくてすむので、移動しながら”何か”をする事ができるようになり、”移動の為の移動”がなくなります。通勤電車の中で勉強したり、新聞を読んだり、音楽を聞いたり、youtubeをみたり、現時点でも多くの人が”ながら移動”をしていると思います。そんな”ながら移動”の究極系が『暮らしながら移動』だと私は思っております。暮らしながら移動ができれば、都市と地方の関係性から生じる地方の過疎化などにポジティブな変化をもたらす事ができるはずです。

 今、私たちが都市に住みたがるのは、”便利”だからだと思います。都市は何をするにも”便利”。日常生活を送る為に必要なモノが都市には溢れている。だからとりあえず都市に住んでおけば何とかなる。だから人が集まり、情報が集まり、格差が生まれる。
 
 しかし、自動運転による”暮らしながら移動”ができるようになれば、どうでしょうか。例えば次の日のスケジュールが移動する家に組み込まれていれば、朝起きたら最初の目的地についている、そして用事を済ませて、車に戻って作業及びオンラインMTGを行う。その最中に移動して、その日の拠点へ向かう。一通り仕事が終わったら既に拠点についており、思うがままに時間を過ごす事ができる。こんな世界が実現しそうです。

 ここまで想像を広げていくと、移動している空間の中も気になって来ます。そこで寝るわけですから移動に伴う”騒音”や”振動”は限りなくゼロにして快適性をちゃんと作り込む必要があります。移動自体から騒音や振動を発生させなくするのか、騒音や振動を通さない”箱”を開発するのか、方法は多岐に渡りそうです。

この未来なら〇〇だろう、〇〇を実現するには、△△もあるよね。あ、△△があるなら働き方は★★になるよな〜。★★になれば、、、、というように未来を数珠繋ぎ的に着想しまくります。その着想の連鎖を”現在できる事”に囚われず、未来にこんな技術がある、将来的にできるようになっているという前提で、描き続けます。

未来への臨場感を持ち続け、未来視点で現在を見る

私の師(勝手に師匠と思い込んでます)は言いました。
『今から30年前に戻って、待ち合わせをすることを考えて欲しい。スマホが当たり前にある世界を生きていた私たちは、すぐに連絡を取れない世界に強烈な違和感を覚える。そしてこの違和感がイノベーションのチャンスになる』
スマホがある世界に生きている私たちは、スマホがとんでもなく便利で生活を一変させると確信しています。確信しているからこそ、スマホがない世界で”スマホ”を生み出そうとするわけです。
つまり未来を描き切り、その未来に没入すると、現状に対して『なんでこれができないのだろう』『こんな技術があったらいいのに』等という様々な着想が”違和感”という形で出て来ます。
 
 だから私は自動運転が実装された世界をもっともっと描き、その世界に没入していきます。その没入こそがイノベーションを生むきっかけとなると確信しているから。

日々、未来を考え、未来を忘れないように<未来の備忘録>としてnoteを綴っていきます。もし”移動する暮らし”の世界観に興味がある方は是非下記の記事も読んでみてください。ここまで読んでくださりありがとうございました。



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