【「#ワンダーウーマン1984」鑑賞を振り返る】
■昨年末に劇場で鑑賞した本作の感想を改めて記載。
■「自分の願いが叶う代償に自分の大事な何かを失う」が本作のテーマかつ本作の最大の敵であります。
ワンダーウーマンことダイアナ含め、敵役や一般市民たちも己の欲望を優先した結果、自ら苦しむ羽目になる。
自分の願いを取り消せば、失ったものは戻ってくるが、果たして、ダイアナや敵役が自分の願いを取り消すきっかけが何なのか、
その点に注目しながら本作を観ると、このご時世、いろいろと考えさせられます。
(「ダイアナが敵を諭すラストシーンが説教臭い」という感想も聞きますが、個人的にはガル・ガドットさんになら説教されて本望だと思うけど…👼)
■そして、本作を観てふと思ったのが、同じDCコミック原作の「スーパーマンⅡ/冒険編」(80)にストーリー展開を彷彿とさせるなー、という点⬇
・ダイアナが最愛の恋人スティーブとの再会と引き換えに自身のスーパーパワーが無くなっていく
・ダイアナとスティーブが夜空を飛びながら、いい雰囲気になる(空中デート💑)
・敵役のマックスウェルがホワイトハウスに踏み込み、アメリカ大統領に服従を要求する
こういった点から、本作が80年代のクリストファー・リーブ主演版「スーパーマン」に敬意を表しているのも感じ取られて、嬉しい限り。
あと、本作で「ジャスティス・リーグ」のスーパーマンやバットマン等のキャラとのクロスオーバーを行わず、ワンダーウーマン単体でストーリーを展開してくれた点も好印象。
■コロナ禍の影響で、洋画の公開が次々と延期になり、邦画アニメ・ドラマの興収が優勢となっている映画ランキングの中、本作は久々に劇場で鑑賞できる洋画エンタメとして健闘中。
まさに単身で奮闘するワンダーウーマンそのもの。
緊急事態宣言で公開時間が短縮してしまったが、まだ観ていない方には本作を強くオススメしたいです。
#WW84
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