【#ハリィしろかわのゆるゆる映画教室】第35回1950年代のハリウッドスター 女優編
■1950年代は、マリリン・モンローがセクシーな魅力でアピールしていたのに対して、オードリー・ヘップバーンはロマンティックで爽やかな女性を演じて見せた。
■マリリン・モンローの主な代表作は以下のとおり。
・「#ナイアガラ」(53)ヘンリー・ハサウェイ監督作。「モンロー・ウォーク」と呼ばれたモンロー独特の歩き方が印象的。
・「#七年目の浮気」(55)ビリー・ワイルダー監督作。地下鉄の通気口にモンローが立ち、白いスカートがふわりと浮き上がるシーンは映画史に残るほど印象的に。
・「#お熱いのがお好き」(59)ビリー・ワイルダー監督作。トニー・カーチス、ジャック・レモン共演。
■オードリー・ヘップバーンの主な代表作は以下のとおり。
・「#ローマの休日」(53)ウィリアム・ワイラー監督作。グレゴリー・ペック主演。本作にてヘップバーンはアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
・「#麗しのサブリナ」(54)ビリー・ワイルダー監督。ハンフリー・ボガード主演。本作でのヘップバーンの髪型は「サブリナ・カット」として大流行した。
・「#昼下がりの情事」(57)ビリー・ワイルダー監督。ゲイリー・クーパー主演。
■また、この2名よりも先に子役としてデビューしていたエリザベス・テイラーは
・「#陽のあたる場所」(51)ジョージ・スティーヴンス監督作。モンゴメリー・クリフト主演。
・「#ジャイアンツ」(56)ジョージ・スティーヴンス監督作。ジェームズ・ディーン主演。
といった作品のヒロインを経て、
・「#熱いトタン屋根の猫」(58)リチャード・ブルックス監督作。ポール・ニューマン主演。
・「#去年の夏突然に」(59)ジョゼフ・マンキーウィッツ監督作。キャサリン・ヘップバーン共演。
では困難な役柄をこなし、美しさだけでなく演技力も十分にあることを示した。
(つづく)
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