【シネマメモ帖 #宮本武蔵般若坂の決斗(62)】
STAY HOMEで名作映画鑑賞が進みます。🤗
内田吐夢監督・中村錦之助主演の「宮本武蔵」シリーズ全5部作の第2作。
前作での幽閉生活から3年後、
野獣からいきなり学級委員みたいな感じに
生まれ変わった凛々しい武蔵。
剣の道を極めるため、武者修行の旅が始まる。
自分より強い奴がいると、内心ワクワクする武蔵。
錦之助が青年スター然しているので、
まるで「DRAGON BALL」の悟空みたいだ。
お通・又八とのすれ違い、後の対戦相手 吉岡清十郎の登場、と前半は旅道中ものストーリーが続く。
ラスト、宝蔵院流槍術を扱う僧侶軍団と姑息な浪人軍団vs武蔵ただ一人の三つ巴の戦いでは、
同時期に公開された、黒澤明監督の「用心棒」「椿三十郎」の影響を受けてか、荒々しい殺陣と血飛沫・首チョンパのスプラッタ描写が展開!
大勢を相手に、激しく走り回って斬りまくる武蔵=錦之助の躍動感が見所!
力が強いだけでは剣の道を極めることは遠い、と諭され、葛藤する武蔵。
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