【映画「#透明人間」やっと観れた🕶】
■お盆休みのタイミングでようやく観られた本作。
■H·G·ウェルズ作の古典SF小説「透明人間」を原作とした1933年公開の映画「透明人間」を現代風にリブートした本作。
■科学者でもあるDV夫エイドリアンの束縛から逃げてきた妻セシリア。
その後、夫は自殺した、との一報。
しかし、妻は疑念を持ち続ける。
やがて、妻の周囲に怪奇現象が次々と起こる。
「彼は何らかの方法で透明人間になり、私に復讐しようとしている!」
■下手するとコントのネタになりかねない透明人間ものを、本作では「DV夫のストーキング」や「ネット等による見えない者からの誹謗中傷」といった現代の恐怖に趣向を変えたところが本作の特徴。
見えない何かが近づく恐怖に怯える妻
→透明人間の罠にハマり、周囲から孤立する妻
→透明人間のカラクリが分かり、反撃に出る妻
と、妻役のエリザベス・モスの顔面演技も十分に堪能。
■また、前半の「誰かに見られてる」感マンマンのカメラワークや、前半に出てきた小道具や嫌がらせの手段が、後半では妻の反撃に活かされる演出が見事。
本作だけで、ホラー・サスペンス・アクション・復讐劇の全てが堪能でき、かつ透明人間ものとしてのクオリティーも保たれているのがGOOD!
■劇中のセリフ「逃げれば追いかけたくなるのが、プライドの高い彼の性質」にゾッとする。
執拗な愛の押し付けは、もはや愛情でもなんでもありません!
#透明人間
#リー・ワネル
#エリザベス・モス
#ハリィしろかわのゆるゆる映画教室