2024年の思い出と2025年にチャンレジしたい事。
私はスマートシティをドメインにして活動をしていますが、ほぼ自主研究のような感じで、日本国内の自治体やスマートシティ関係者との接触はあまりありません。
賢い市民が賢い街をどのように作り、それがデータドリブンで自動化される。
そんなシンプルな疑問の答えを海外のスマートシティ関連のリサーチや論文をあたり、実際に訪問してみることで個人的に知識の蓄積に努めてきました。
そのひとつの方法論として、国際標準規格による都市の分析や評価、そこから得られたデータによるベンチマーキングにより、ともすると曖昧になりがちなサスティナビリティへの貢献を、都市価値としての測定ができる評価や可視化できないかなと考えています。
欧州の国や都市も見ていますが、それ以上に東アジアでの韓国や台北の取り組み、インドのスマートシティづくりのメソッド、アメリカや南米の事例など多くの都市が取り組んできた実績を知性の集合知として分析をする価値を感じています。
2025年は少しでも共感していただける方を集めて、小さな勉強会からスタートして、持続可能性を実現できる賢い市民が作る持続可能な賢い街づくりを総合的にサポートできる中間支援組織にしたいと考えています。
冒頭の写真は、12月22日に訪れた韓国の前大統領 文在寅さんと関係団体が開業し、運営している書店「平山書房」に行ってきました。
平山書房は一昨年に民家を改装して開店。文在寅さんやスタッフがセレクトした書籍と文在寅さんの蔵書をもとにして小さな図書館も併設しています。
店の外には、来訪者が寛げるようにカフェも併設して、農業しか無いような村に知性のランドマークができたような印象でした。
SRT/KTXの蔚山駅からバスターミナル行きのバスに40分乗り、そこからマウルバス(ムラのバス)に乗り換えて行きました。
50世帯の集落にある書房には、多くの方々が訪れて夕方に現れる文在寅さんと言葉をかわし、写真を撮影していました。
冒頭に書いていた中間支援組織は、改めて考えなどをご紹介を致します。