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スマートシティ大邱 まずは韓国の釜山へ

スマートシティ大邱を見に、日本から22人(私を入れて)まずは釜山の金海空港へ集まりました。
今回のプログラムは、現地集合&現地解散なので釜山と大邱の2箇所の空港に集まる自由度を高めました。
大邱市にも空港があるのですが、航空会社がティウェイ航空だけで成田や千歳、関空などで1往復です。
航空会社を選択する自由度があれば良いかな・・・と、思いましたが、やはりバラバラと集まると効率が悪いですね。
釜山の金海空港に早めに到着して4時間近く待つ事になりました。
次回はもう少し考えよう。

金海空港・到着ゲートのインフォメーション

そんな事を考えながら金海空港の到着ゲートで新しい発見!
電動車椅子の無料充電器がVerUPしていました。
韓国は、主要な拠点や公共交通機関には、電動車椅子(スマホなども可)へ充電する事ができる充電器が設置されています。
2015年に、この充電器の設置と利用の拡大が行われ、韓国内のあちこちに設置され、見かけるようになりました。
確かに電動車椅子で外出をする時に、途中でバッテリーが切れると一大事です。モーター&バッテリー駆動の車椅子は非常に重いので、利用している当事者は外出に不安がつきまといますが、これが設置されていると安心して外出ができます。

2015年から活躍していた電動車いす対応の無料の充電器

旧モデルは、この黄色い目立つカラーでした。
必要なケーブルが飛び出しており、無骨ですが、機能性と利便性を優先で考えたような苦心のデザインという印象でした。

新型の電動車いす用の充電器

これが、金海空港のインフォメーション前に設置されていた新型です。
とても斬新なデザインになり、ひと目で充電器がありますよ・・・というデザインになっていました。
電動車イスとの接続はケーブルを充電コンセントに差し込むだけにようです。
スマートフォンや多様なデバイスにも充電ができるようで、ワイヤレスにもUSB経由でも対応していました。
日本で見ることが無い(私は見たことが無い)設備だけに、行政が市民に対してどのように考えているかを垣間見たような印象でした。

様々なサポートをしていただけるガイドの許さん

時間もたっぷりあるので、充電器の周りでうろううろしていると、今回のプログラムをサポートしてくれるガイドの許(ホ)さんが来ました。
参加者には入国ゲートの前で待っていますと伝えましたが、A4用紙に控えめなツアータイトルを書いて掲げていました。
しかし、許(ホ)さんはちゃんと準備をしてくれ、ちゃんと目立つ案内を作成して持ってきていただけました。

到着便が3機も重なり入国手続の列がだいぶ長くなっているようで、着陸してから1時間近くで皆さんと合流できました。
ちなみに、今回の参加者の7割は韓国が初めてで、ほぼ全員が大邱市がどこにあるかちゃんとした認識がありません。(大邱の人も理解している)
それ以上に韓国が実はスマートシティではトップランナーグループに入っているという認識が無い人も多いです。
もちろん、「韓国はITがすごいらしい」という井戸端懐疑的な認識はありますが、具体的に何がどうなっているのか?
そもそもスマートシティって何をしているのか分からない。

乗り心地の良いバスとベテラン運転手のキムさん

そんな参加者の期待を乗せて、3日間お世話になるバスに乗車をしてました。
途中で韓国の高速道路のサービスエリアに寄って、大邱へ向かいました。
ちなみに、韓国のサービスエリアは日本と異なる魅力と賑やかさがありました。トロット(韓国の歌謡曲)の音楽が流れていた。
大邱市で6人をピックアップして、大邱市内の東城路にあるホテルへ向かいました。

釜山から大邱へ向かう途中のサービスエリア
韓国が初めての方にはいろいろな意味で最適なホテル

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