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行方不明のひととき…自分のもうひとつの居場所をもつということ
私はInstagramでも、発信している。
日頃、ひと針ひと針、チクチクと作成している刺繍の作品などを、
「誰か、見てみて‼」と、投稿する。
刺繍を愛する人たちがたくさんいて、
"❤️いいね"してくれたり、
私もたくさんの作品を見たり、
作られていく過程を、わくわくしながら楽しませてもらっている。
少しずつメッセージをやり取りする人も出来てきて、
刺繍や、その他にも話は広がり、
決して知り合うことなどなかった、遠い空のもとにいる人との繋がりを、
嬉しく感じている。
![](https://assets.st-note.com/img/1659409926963-pJhw2D4PcE.jpg?width=1200)
そのうちの一人の方から、
"やっとみゆきさんのブログにたどり着きました。
どうして今まで気付かなかったのか…"
と、言われました。
そう、私は去年の春、Macを買い直して、
ブログを立ち上げてしまいました。
その方は、ブログを気に入って下さって、
"もっと早くから見たかった"
という気持ちを含んだメッセージを送ってくれました。
そこで私は正直にお伝えしました。
インスタにはこれまでの繋がりで、古くからの知り合いや、
辞めた職場の人たちにもフォローしてもらっているけど、
今更、ブログなんて立ち上げて発信を始めた事を
みんなに知られるのが、なんだか、小っ恥ずかしかった。
だから、積極的にアピールできなかった。
気付いた人だけ訪れてもらえればと
プロフィール欄にlit.linkで貼り付けておいたんです、と。
すると、その方にとっては、
Instagramでの発信の中で、同じような気持ちを持っていたらしく、
自分と同じような人っているんだなと、ホッとしました。
《自分の身近な人が誰も知らない、自分の居場所》
そんな場所を、私は昔から持っていたような気がする。
コレを読んでいるあなたも、
そういう場所をもっているんじゃないだろうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1659410333546-PtHMTSkTvt.jpg?width=1200)
働き始めた若い頃は、毎日、家と職場の往復。
でも、仕事終わりの帰り道、よく街の中をウロウロと歩き回ってた。
雑踏の中の私を知る人は、誰もいない。
私がどこにいるのかも、誰も知らない
しばし、行方不明のひととき。。。
家や職場の中での気遣いや、まとわりついた煩わしさを、
歩きながら振り落とし、浄化していたのかもしれない。。。
止められなかったし、このウロウロは、必要な時間だった気がする。
子供が小さい頃は、なかなかそういう時間を作るのは難しかった。
でも、寝不足なのに、珍しく目が冴えてしまった夜中の時間。
とても大好きだった。
小さな自分一人の時間を楽しめた。
そして、今はどうだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1659411036625-TyEK7e2hxa.jpg?width=1200)
別の居場所として飛び込んだSNSの世界。
最初は誰も知らない。でも繋がりが出来てくる。。。
嫌いじゃない、むしろ嬉しかった。
ネットがここまで広がってしまった今の世界が、
別の居場所の形を、変えてきている。
家族や知り合いは、私のSNSの世界を詳しくは知らない。
SNSで知り合った人は、私の実生活を詳しくは知らない。
私にとって、それぞれが別の居場所になって、
その間を行き来しながらバランスを取っている。
でも、実生活とSNSが一部重なるようなところがあって、
微妙なバランスが、少し崩れている。
それが全然気にならない人もいると思うけれど、
私には、そこが《小っ恥ずかしい》のみなもとになっていることに気が付いた。
まぁ、一年前にはじめたブログは、
少しずつ書きためて一つの世界が出来てきた。
自分が刺繍で学んできたことをアウトプットできる場所を
ここに作ってよかったと、今は、思える。
刺繍で繋がった人には、気付いてほしい…気持ちも
ちょっと出てきたけど、
でもまだ、なんだか小っ恥ずかしいんだなぁ。。。(苦笑)
んん〜〜〜、
もしよかったら、コチラです。。。