私の1番好きな日【夏至】はカレーの日らしい
明日は夏至ですね。
私は一年の中で、夏至というこの日が一番好きです。
夏至のイメージ
夏至と聞いて思い浮かぶのは、幼い頃に見た実家の外の風景。他の季節ならとっくに真っ暗な夜の時間なのに、うっすらオレンジ色がずっと続いている空です。子供の頃のことなので大袈裟に美化されてた記憶かもしれませんが、夜の黒がオレンジにほんのり混ざり始めた夕焼け色が本当に綺麗で。もう夜がこないんじゃないかって思うくらい、永遠に続くオレンジの世界。その中で遊ぶのが本当に楽しかった感覚を、今でも覚えています。(時代的にローラースケートしてたと思います、懐かしい…)
なんで夏至が好きなの?
私はどうして夏至が好きなのだろうか?
なんとなく思うことは、夜が好きではなかったのかなと。夜は怖くて、夜は寂しい。子供の頃は夜に対して良いイメージがなかったような気がします。おそらく、寝ることが苦手(睡眠の質が悪くちょっとの物音で起きてしまったり、寝付きも悪く布団の中でゴロゴロして眠りにつくまでの時間が苦痛でした)なことが原因かなと思います。夜は寝る時間なのだから夜さえこなければ寝なくて済む、そんな幼稚な発想かなと。
もうひとつは、シンプルに夏のはじまりの感じがするから。7月生まれでイベント事も多いので、私は昔から夏が好きです。花火も海水浴も、長い夏休みも好きでした。わたしにとって夏至は、これから楽しい夏が来ることにワクワクし始める、そういう日なんだと思います。
と、初めて夏至が好きな理由を考えてみましたが、それは後から取って付けた理由のようで、本当は理由なんてなくて、ただただ感覚的に日が長い夏至が嬉しくて好き、それだけのような気もします。なんでかわからないけど、夏至は特別です。同じ感覚の方いらっしゃいませんか?
夏至の新しい風習「夏至カレー」
冬至は南瓜を食べると良いことがある、なんて言われていますが、そういえば夏至についてははそういった話は聞いたことがありません。そこで、夏至にまつわる風習的なものを調べていたら、「夏至カレー」なるものにたどり着きました。
「夏至という日にカレーを美味しくいただきながら今年前半を労うとともに後半の健康を願う」という、最初はとあるカレー好きの女性がひとりで始めたプロジェクトで、年々広まっていったようです。まったく知りませんでした。なんか良いですね、こういう活動。応援したくなります。
夏至好きとしては、これは私もやらねばなと。もちろん、カレーも好きです。明日の夜は絶対にカレーを食べよう。
読んでくださった皆様も、明日はぜひカレーを!
おまけに、自分で作ったカレーの中で、歴代最高傑作!と言えるほどに上手くできた時の写真を、需要はないかもですが貼っておきます。ターメリックライスに、ココナッツチキンカレー、お漬物もトッピングしていつもより気合いが入っています。
こういったスパイスカレーが好きなんですけど、辛いものは苦手なもんで、お店でいただく時は、いつもヒーヒー言ってます。
先日も、京都のとあるスパイスカレー店で、マイルドって書いてあったのを頼んだら、私の中では激辛で…。世間と私のマイルドの基準が違うことを学びました。平気で食べられる人が羨ましい!
自分で作ると絶妙な辛さ調節ができるので、世間では甘すぎるくらいのマイルドスパイスカレーを作って、ひっそり楽しんでます。ちなみに、夫も辛いの得意ではないので、家のカレーは甘口で丁度良いです。