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Zone1に住む事は諦める|ロンドン部屋探し②

前回のこちらの記事の続き。今回は内見編。

そもそもの話だけど、ロンドンでは中心地から順に、Zone1→2→3…とゾーン分けされている。
これがとっても分かりやすくて、Zone1は例えるなら新宿・渋谷・東京駅のような誰もが知っている街。
数字が大きくなる程、都心から離れていく。

薄いグレーの数字がZoneを表す

土地勘がなかった私たちは滞在していたホステルの近く、つまりZone1から内見を始めてみた。


  • Zone1にて

滞在中のホステルから徒歩30分ほどの距離に物件はあったが、ホステル周辺から驚くほど雰囲気が変わった。
私の中で『仕事終わりに1人で歩いても安心なほどの治安が最低条件!』と考えていたが、この街は1人で歩くには緊張する雰囲気があった。
しかしアポはすでに取ってしまったので、内見はしてみる事に。

どんな人が案内してくれるのかと少し緊張したが、想像より若い男の人で、日本から来た事を伝えると、少し日本語も交えてくれながら話したり、とても親切で愛想の良い方でとても安心した。
またフラットの住民の中に韓国人の方がいてリアルな内情話も聞けたし、良い収穫が沢山あった。
はじめの数件は、感覚を掴むために行くのも十分価値があるなと実感。
しかし部屋探しは、もちろん続く。

またこの初回の内見から数日後、他のZone1エリアで内見をしてみた。
治安も悪くない駅近の物件で期待したが、部屋がお世辞にも綺麗ではなかった。
またオーナーも約束と違う事を言っていたりと、信用出来ない気配を感じ、残念ながら候補にはならず。
Zone1に住みたい場合はそれなりの妥協が必要だと感じたので、Zone1は早々に諦める事にした。


  • Zone2にて

1件、Zone2で内見に行ってみた。
治安も悪くなさそうな駅で、部屋も悪くなかったが、2人でこの部屋の広さではお互いストレスになりかねないと思い、ここも候補にはならず。

退去予定の部屋を本人居ながらも見せてくれ、写真もOKというゆるさ

内見直後は悩んでいたけれど、次の日には私も夫もこの物件の事は忘れていたので、そういう事なんだと感じた。

少し焦りも出てきたけど『この部屋に住みたい!』というポジティブな直感があるまで続けてみる事にした。
続きはさらに次回。


  • (余談)内見のスピード感について

内見のアポ取りでは、午前に初めて返信をもらい、その日の午後には内見をする、というパターンがほとんどだった。
日本の物件探しのように不動産では無く、個人間のやり取りなので、『今日は1日物件近くの家にいるから何時でも良いよ』とか『○○時から仕事だから、それまでなら良いよ』とか『オーナーじゃなくて、既に住んでる住居人が案内するよ』とか、諸々ゆるい。
どの部屋も誰かはそのスピード感で内見をしていると想像すると、部屋探しは本当にスピード勝負・早い者勝ちだと感じた。

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