ビギナークラスの英語学校に4週通ってみた|ロンドン語学学校③
前回の記事はこちら↓
4週間の語学学校が無事終わったので、簡単に振り返る。
私はそもそも学校目的で渡英した訳ではなかったので、語学学校はおまけというか、体験というか、そのくらい気軽な要素として考えていた。
それでも、初めての海外生活で到着して何もする事がなかったら気が滅入ってしまいそうだから、自分の居場所を作りたい。
学校は(お金さえ払えば)誰でも入れるし、おまけに友達や仕事のツテが出来たら良いな。
という感じで、思惑は沢山。
なので期間もひとまず短めの4週間にして、延長したかったらまた申請すれば良いかと考えた。
終わってみての感想は、4週間でちょうど良かった、という事。
授業は、月〜金に1日3時間。
一緒に受ける生徒は登録されているのは9人だが、実際登校したのは4〜7人ほど。
結局全員揃って出席した日は1日もないほど、欠席は日常的。
出身国は、中国・タイ・サウジアラビア。
(私のクラスは半数がサウジアラビア出身だったので結構ポピュラーなのか?)
時間の関係もあってか、20代以上の働きながら通っている人がほとんどだった。
そんな出身も仕事も年齢もバラバラで、さらに共通言語の英語がままならない状態で、仲の良い友達を作るのはなかなか難しい。
全員日本人だったとしても、フィーリングが合う人を少数の中から見つけるのはきっと運次第だ。
また周りを見ても、同じ出身同士で母国語で仲良くしているという光景が多く、同じクラス同士で放課後も仲良くしているというのは稀なんだと感じた。
授業を受けていて、1番役に立ったなと感じるのは、テキストの問題についてペアで相談をする時間。
1回3時間の授業の中で、この場面が頻繁にある。
ペアは先生が出身国が同じ者同士にならないように作るので、お互い英語を絞り出して話をする。
実際目の前のほぼ初対面の人に英語で何かを伝えようとすると、大抵頭がこんがらがった。
それでも4週間やるうちに、英語で話をする抵抗感は薄まってきたし、独学では絶対に出来ないので、こういった場面で通って良かったなと感じた。
最後の授業の日は、母国のお菓子を持ち寄って軽いパーティーが開かれた。
先生は仕事があるからと割とあっさり帰ってしまったが、残った生徒同士での話は思いがけず弾んだ。
英語のレベルが似ているからか、同じ授業を受けていたからか、使うフレーズや単語が共通していて、スムーズに会話が成り立った。
またネイティブの人と話している時に少しよぎる、『会話のペースに付き合ってもらっちゃってるな』というネガティブな気持ちがないからか、皆結構ガンガン喋る。
そこに釣られて私もいつもよりよく喋った。
結局、色々な人が既に言っているが、1番勉強になってるなと感じたのは、誰かと喋ることだった。
なので少しは期待してみたいわゆるキラキラした学校生活は叶わなかったが、英語で会話する事・英語に慣れる事は少なからず叶うし、価値があったんじゃないかと思う。
またあえて家の近くでなく、ロンドンの中心地の学校を選んだので、学校帰りに仕事探しや散策が出来たのも地味に良かったなと思う。
それでも4週間で通うのを止めたのは、4週通っても8週通っても英語力に微々たる差しか出ないんじゃないかと感じたからだ。
(あとはシンプルにお金…)
もしまた通う機会があるなら、1年後に4週間とか時間を空けてからが自分には効果的だと思う。
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