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東大からアメリカ留学。 留学前に絶対これをすべき!!
概要
留学の前にすべきことは1つ。
目的を明確にすることだ。
簡単に感じるだろうか。
私の意図は最後まで読んでいただければわかるだろう。
「異文化理解」「視野を広げる」などのありきたりな目的は不要だ。
留学をすることの究極の目的を考え、達成度の評価方法まで決めておくべきだ。
理由は、これによって得られるものが大きく変わるからだ。
自己紹介
私は東京大学3年生で、世界大学ランキングTOP10常連のアメリカの大学で留学中である。
私は留学に来て本当に良かったと思う。
自分オリジナルの留学生活を送れた。
ここに来たからこその、様々なものを得られた。
しかし、そうでない人が本当に多いと感じる。
そんな私が、留学の成功を左右する最大の要因である「留学の究極の目的」とは何か解説する。
また、その見つけ方と、私や知人の具体例もたっぷりご紹介する。
留学の究極の目的とは
留学の究極の目的とは何か。
簡単に言えば「留学の目的の中で最上位の優先順位を持つもの」だ。
なぜこれが重要だと考えるのか。
それは、究極の目的が定まっていないために、結局特別なことは何も得られない留学生活を送る人が多いと感じるからだ。
具体例: ありふれた留学生
一番多い例を紹介しよう。
本人に自覚はないが「他の人と違うことをしたい」が究極の目的になっている人が多いと感じる。
平凡な日々の中で、自分の価値を確認したくなった人。
普通に大学生をしていると、個性が出せそうにないと感じた人。
日本で受験がうまくいかず、意図的にレールを外れたことにしたい人。
体感では学部で留学をする人の95%がこの類型に属する。
自覚はなく、表面上はありきたりな目的を掲げているが、究極の目的は「他の人と違うことをしたい」にとどまる。
私はこの事実を残念に思う。
ある程度の経済力を持つ家庭に生まれ、多大なコストを払って留学をして、その機会を十分に活用できていないと感じるからだ。
感情論を書かせていただくと「かっこつけてるけど、結局お前もありふれた留学生かい!」という場面が多く、腹が立つというのが正直なところだ。
彼らは、この思想が根底にあるので、留学の目的は「留学が決まった」瞬間にほぼ達成する。
だから、現地では何をしてもいいのだ。
そして、何をしてもいいとなると、人間は遊ぶ。
そして、充実感だけ胸に帰国する。
そいつの本質的な能力は何も変わっていない。
私は、これから留学する人にこうなってほしくない。
だから、究極の目的を考えてほしい。
究極の目的の見つけ方
見つけ方は簡単だ。
ステップ1
留学の目的をいくつか考えて、その中で「これが達成できなければ、他の目的がいくつ達成できても意味がない」と感じるものを1つ選ぶ。
例えば「英語力・人脈・就活」が目的だとして説明しよう。
以下のような調子だ。
英語力は日本でもYouTubeや英会話でなんとかなる。
就活はインターンを日本でやればいい。
だとすると人脈を作るのが究極の目的だな。
ステップ2
そして、重要なのは次のステップだ。
この深め具合と精度で、留学の成否が決まると言っても過言ではない。
仮の究極目標を徹底的に否定するのだ。
どういうことか。具体例とともに見てみよう。
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