「乃木坂工事中」飛鳥in飛鳥 ロケ地を巡る・前編 〜ロケ地巡り#12〜
2022年12月4日・11日に放送された「乃木坂工事中」#389・#390 「31stシングルヒット祈願 前編・後編」で飛鳥ちゃんがロケで訪れた場所、奈良県明日香村を巡ってきました。飛鳥in飛鳥を追体験してみましょう。
場所は奈良県高市郡明日香村です。今回は企画の「前編」で訪れていたスポットを巡りました。
大阪、京都、名古屋各方面から近鉄電車(特急)で「飛鳥」駅へ。周遊バスのほか、レンタルサイクルもあります。ただ、今回のロケ地は同じ明日香村の中でもそこそこ離れているので、車で移動するのが一番楽です。
ロケのスタッフは、2016年に飛鳥ちゃんが初めてセンターを務めた15枚目シングル「裸足でSummer」ヒット祈願で行われたミャンマー弾丸ツアーロケと同じだったそうです。
■明日香村と飛鳥地方
「明日香」村と「飛鳥」地方、いずれも読み方は「あすか」ですが、村の名称としては「明日香村」です。奈良県高市郡明日香村が正式ですが、「郡」を省いて奈良県明日香村と表記されることも多いです。石舞台古墳や高松塚古墳、甘樫丘や飛鳥寺など歴史の教科書でお馴染みの史跡・遺跡が密集していて、歴史好きはもちろん、遠足や修学旅行、観光地として関西ではメジャー級です。
飛ぶ鳥の「飛鳥」という表記は、かつてこの地に都が置かれていた時代(=飛鳥時代、一般に592年〜710年)に基づいたもの。
現在の首都は東京ですが、かつて「都」は「遷都」を繰り返していました。この地に都が置かれた飛鳥時代には飛鳥京の宮殿で天皇が暮らしていました。その後、藤原京を経て、710年に平城京に遷都。飛鳥時代は日本の歴史上のおよそ110年余りの期間で、明日香村にはその遺構が数多く残されています。そうしたことからこの辺り一帯は「飛鳥地方」と呼ばれています。現在、「飛鳥・藤原」は世界遺産登録に向けて様々なPR活動や啓発活動が続けられています。
■ロケ地① 飛鳥駅〜飛鳥だらけ
前編のVTRの冒頭、飛鳥ちゃんが立っていたのが近鉄飛鳥駅の正面です。
もちろん「飛鳥地方」「飛鳥時代」にちなんだ駅名なのですが、とにかく至る所で「飛鳥」が前面に出てきます。アピールがすごい。
飛鳥ちゃんがげらげら笑っていた自販機の看板です。世界遺産登録を目指している史跡なので、きちんと整備して「保存」しましょうという意味合いです。
上に同じ。これは飛鳥ちゃん笑うよな。
■ロケ地② あすか夢販売所
飛鳥ちゃんがソフトクリームを食べていた場所です。飛鳥駅から道路を挟んで向かい側にある「道の駅」の一角にあります。農産物直売所があり、地元の方のほか、ツーリング客(かなり多い)や観光客が多く訪れるアクセス良好な場所にあります。
■ロケ地③ 石舞台古墳
飛鳥駅前から東へ車で6〜7分ほど(徒歩の場合は約40分ほど)離れた場所にあります。
ここでは、ヒット祈願のお題であるメンバーへのメッセージをノートに書きながら、思い出を語るシーンが撮影されました。
余談で・・・ロケ地巡りをしたのは「前編」の放送が終わってスグでした。この場所は「後編」でも出てくるのですが、「前編」では肝心の石舞台古墳が写っていないため、最初は場所がわかりませんでした。芝生やベンチが整備されていること、エンドロールに「国営飛鳥歴史公園」と出てくることからおよその見当はつくのですが、「国営飛鳥歴史公園」は「石舞台古墳」の他にも、「高松塚」「キトラ古墳」「祝戸」「甘樫丘」と合わせて5つの地区に分かれていて、いずれも周遊ルートが整備されています。景色がそっくりなため、1回目に訪れたときは日が暮れるまで別の場所を歩き回りました。似たようなベンチがあるのに、周りの景色が違う。「後編」を見ればスグにわかるのですが、一刻も早く訪れておきたかったため、「後編」の放送前に2回訪れました。
■ロケ地④ 国営飛鳥歴史公園 石舞台地区
③の石舞台古墳のすぐそばに観光駐車場と休憩スペース、売店があるのですが、その向かいにある公園です。
飛鳥ちゃんが遊歩道を散策しながらメンバーへの想いを語るシーンが撮影されました。YouTube配信版でサムネイル画面にも使用されています。
南北方向に細長い遊歩道と芝生が整備されています。抜けが非常によく、歩きシーンを撮影するにはうってつけの場所です。
石舞台古墳を取り巻くように、なだらかな丘陵になっていて、おそらくは何らかの古墳や遺跡の一部です。
次回は「後編」で訪れていた場所です。
2022年12月14日