女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|オーストリアPart.2「ホーエンザルツブルク城までハイキング」
この記事では、前回に引き続きオーストリア•ザルツブルク散策の様子をお届けします。
よかったらこちらも見てみてください。
1.展望台から見下ろすザルツブルク
旧市街で腹ごしらえを済ませたら、「メンヒスベルクの丘」に向かいます。ケーブルカーを利用すれば旧市街からすぐに行くことができる、アクセスも良いスポットです。
徒歩でも10分ぐらいで行けるとのことだったので、歩いてみることに。
Googleマップの表示に合わせて歩くと、なかなか険しい道に到達。
しばらくは、人とすれ違いませんでした。
こんな異国の地で遭難でもしたら、間違えなく誰にも見つからないなと思い、背筋がヒヤッとします。
幸運なことに、無事到着。
展望台からの景色は、とても綺麗。
こうみると、ザルツブルクにはビルのような高い建物が全くないんだなと気づきました。昔ながらの景観をしっかり保てていることも、世界遺産たる所以ですね。
2.ホーエンザルツブルク城から見えた絶景・アルプス山脈
展望台を後にし向かったのは、「ホーエンザルツブルク城」。
ホーエンはドイツ語で「高い」の意味らしく、言葉通りザルツブルクの高台に位置している、900年以上の歴史を持つお城です。
入り口でびっくりしたのはこの坂道。
そう簡単には入らせないぞという気合が感じられます。
チケットは入り口で購入。13.5ユーロでした。
私が訪問したときは列はできていませんでしたが、夏場などのヨーロッパが旅行客で混むシーズンはオンラインで事前に予約をした方が良いかもしれないですね。この坂道に並ぶのは大変そう。
お城のなかは、こんな感じで広く、レストランもありました。
私は他に食べたいものがあったので、このレストランには立ち寄りませんでしたが、ヨーロッパのお城で食事体験をしたい方には絶好のスポットですね。
建物の中も、様々な展示があり充実しています。
私が気に入った部屋はこちら。
ホーエンザルツブルク城の外側は、要塞ということもあり敵を侵入させないための機能が目立つシンプルな作りでしたが、城内はキラキラとした装飾が施されています。
実はこの天井、青色にムラがあるのがわかります。
これは、城の修繕開始時に使用されていた塗料と、研究が進み元々の城の天井に近い色として指定された塗料が微妙に違う色だったため、最終的に2色の青色が混ざった色になってしまったようです。
こんなに完璧に見えるお城なのに、そんな裏話があるのかと、なんとなくかわいらしさを感じて、この部屋が好きになりました。笑
お城の中には、パノラマビューの展望台があるということで向かってみることに。
そこで見えた景色がこちら。
オーストリア国旗と旧市街の景色がまるで絵葉書のような一枚。
ただ、私が興奮したのはこの光景。
アルプス山脈がドーンと現れました。
今回の旅では、日程の都合上スイスに行くことを諦めたので、こんなに大迫力の山々を見れると思っておらず、感動。
大自然を見ると、自分はちっぽけな存在だなと、日々の悩みが小さく感じられます。
悩んだら、自然を見に行こうと思わせてくれる景色。
これ以降、アルプス山脈が気になる存在になりました。
次の旅先はスイスかな〜🇨🇭
3.甘くてフワフワ「ザルツブルガーノッケルン」
次の目的地は、「Café Sacher (カフェ•ザッハー)」。
5つ星ホテルである、「Hotel Sacher (ホテル•ザッハー)」に併設していて、カフェだけの利用もできます。
ウィーンにも同じホテルとカフェがあり、「ザッハートルテ」発祥の地として有名です。(諸説あり)
ザッハートルテを注文しようか迷ったのですが、今回は「ザルツブルガーノッケルン」を頼みました。スフレの一種で、ザルツブルクに来たら食べてみたい名物料理です。
ちなみに、ザルツブルガーノッケルンはドイツ語で、「ザルツブルグの山々」という意味で、名前の通り山の形をしています。
事前にいろいろ口コミを調べる中で、すごく美味しいという意見があったので、多めに注文。
こちらなかなか高級で、2つ(2山?)で28ユーロでした。
店員さんがワゴンで運んできて、丁寧に取り分けてくれます。
取り分けられたものはこんな感じ。
「2つ一気にお皿に乗らないんですか?」と店員さんに聞いたところ、「食べ終わった頃にまた盛りにきます。」と言われました。5つ星ホテルっぽい。
いちごのクリームもついていて可愛らしいです。
いざ実食。
外はサクサク、シュワッとした食感。中身はとろとろしていて、これぞスフレといった感じ。
ただ、1つ目を半分ぐらい食べ終わったところ(結構序盤)で気づいたことが。
「めちゃくちゃ甘い、、、。」
喉がチリチリしてくるぐらい甘く、2つ目を食べきれるかなと不安になりました。
なんとかかんとか、ギリギリ食べ切れましたが。笑
私が辛党なので、余計に甘く感じたのかな?
甘党も辛党も、まずは一つから食べることをおすすめします!
お腹がいっぱいになったところで、ザルツブルク1day旅行はおしまい。
ザルツブルクを総括すると、小さめでまわりやすく、見どころもたくさんある、観光に適した街!という感じです。🇦🇹
ヨーロッパ旅行に行く人は、ぜひ旅の目的地に追加してみてくださいね。
つづく