女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.9「少し背伸びしていい宿に泊まる!」
1. Venchiでクレープを食べる
離島探索を終えて、ヴェネチア本島に戻ってきました。
お腹が空いたので、小腹を満たせる物を探しにいきます。
たどり着いたのがこちらのお店。
Venchi(ヴェンキ)はイタリア発祥のチョコレート店です。店内には美味しそうなジェラートやチョコレートがたくさん売っていました。
ジェラートを見ていると、店員さんが色々な味を試食されてくれました。
最初はジェラートを食べようかなと思っていたのですが、店内のカウンターで50代ぐらいの女性の方が、クレープを食べているのを発見。なんだかとっても美味しそうに見えて、そちらを注文してみることに。
しっかりアイスもトッピングして、わがままオーダーになりました。
旅行も終わりが近づいてきたこともあり、財布の紐が緩みまくりです。これで約9ユーロでした。
クレープはもちもち、上にかかっているチョコレートも濃厚でとっても美味しかったです。
クレープ生地は、店内の焼き器でオーダーが入ってからひとつひとつ手作りで焼いてくれるので、出来立てを温かい状態でいただくことができます。冷たいアイスと一緒に食べると、まさに至福でした。
2.キャナルビューのホテルで贅沢にワイン!
この日は、少し早めにホテルにチェックインしました。
宿は昨日と同じ「ホテル・プリンシペ(hotel principe)」。
部屋は昨日のシングルルームとは違い、なんと運河が望めるキャナルビューのお部屋です!
ここまでの旅では、ホテルは1泊10,000円ぐらいに収めていましたが、ヴェネチアは今回のひとり旅の目玉でもあったので、ちょっと奮発した良い部屋を選んでみました。
キャナルビューの部屋は1泊約30,000円(朝食付き)でなかなかいいお値段。閑散期でこの値段なので、夏とかはとんでもなく高そうです。
チェックインの時に、「昨日も泊まったんだけど、今日もここに泊まります」と受付の人に伝えたところ、「言ってくれれば、昨日からいい部屋に泊めてあげたのに〜」と言われました。笑
え〜そうなの〜!
1泊目のチェックインの際に、次の日も宿泊するから無料のアップグレードがあったりするかな?と淡い期待を抱いてはいましたが、ホテルの方に何も言われなかったので、部屋が埋まっているのかな〜と思ってスルーしてしまいました!言えばよかった!なんだか損した気分です。笑
何はともあれ、ワクワクしながら部屋に向かいます。荷物を運んでくれるスタッフさんも昨日と同じ方で、ちょっと気まずかったです。笑
ドアを開けると、見えた光景がこちら。
あれ、何かベランダのようなものが見える。歩いて行ってみると、、、
どーんと広いバルコニーが!
予約した時には「キャナルビュー」としか書いておらず、運河が見える窓があるぐらいだと思っていたので、予想よりもかなり豪華な部屋でテンションがとっても上がりました。
私がいいリアクションで喜んでいたので、荷物を運んでくれたスタッフさんも嬉しそうでした。笑
バルコニーからの景色はこんな感じ。
うっとりするぐらい綺麗な景色です。
自分だけのバルコニースペースで、ゆっくり沈んでいく夕日を眺めるのは、格別の良さがありました。
そんな素敵なバルコニーで、一人でシャンパンを開けます。(写真の時系列が少し前後しています)
なんて贅沢な時間なんでしょう。
物思いにふけながら、最高の景色とワインを楽しみました。
今回、高い宿を選んでみた目的は「いつかまたここに帰ってきたいと思えるような、少し贅沢で最高の思い出を作ること」でしたが、十分に目的を果たすことができました。お金稼いで、絶対ここに戻ってくるぞー!
3.イタリア最後の晩餐!ところが、、、
いい部屋で、最高の景色を見ながらワインを飲み、大満足したところで、イタリア最後の晩餐を食べに行こう!と思いましたが、、、ここでプチ事件発生。
2月の寒空の下、1時間半ぐらいバルコニーで冷たいワインをがぶ飲みしたせいで、体が完全に冷え切り体調が悪くなってしまいました。笑
昼はポカポカ陽気だったので、完全に油断していました。
ローマから持ってきたパプリカポテチ(日本にはあまりないけど、たまに外国で見かけるパプリカポテチが大好きです!)をポリポリ食べながら、よくわからないイタリアのアニメを見つつ体調の回復を待ちましたが、外に出る気にはならず、、、。
旅行先で無念のウーバーイーツです。
正確には「Deliveroo」というイギリス発祥の宅配アプリで夕飯を注文しました。
何を食べようか考えて頼んだのがこちら。
ビビンバです。イタリアでまさかの韓国料理。
長く海外を旅行していると、たまに発作のようにアジアの料理を欲してしまうことがあります。今回は体が弱っていたこともあり、どうしても米を食べずにはいられなくなってしまいました。
味は、泣けるぐらい美味しかったです。疲れた体にアジアの旨みが染み渡ります。
最後の晩餐にイタリア料理を食べ損ねましたが、これはこれでいい思い出かなと考えつつ、お部屋でゆっくりホテル滞在を楽しみました。
つづく