女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.10「イタリア最終日とLCCでフランスへ移動」
1.水の都の朝焼け
イタリア最終日の朝です。
せっかく景色の良い部屋に泊まれたので、朝日を見たくて早起きしました。
乾燥した冬のイタリアの朝は、澄んだ空気が広がっていました。
6:30ごろから辺りがだんだん明るくなり始めて、日の出は7:10ごろ。
建物の向こう側から出てきた太陽は、びっくりするぐらい眩しくて、一気に街の気温が上昇していくのを感じました。
イタリアは、日本に比べると湿度が低く、空気中に太陽の光を遮る物質が少ないので、直射日光が強いとのことです。
生まれて初めて、太陽そのものの、ビームのような熱さを感じた気がしました。
2.ホテルの朝食と、ヴェネチアの朝
この日は、ホテルで朝食を食べます。
ホテル・プリンシペの朝食はビュフェ形式だったので、気になったものを色々取ってきました。
ヨーロッパは、ホテルでなんとなく取るようなパンもとっても美味しいです。小麦粉と水の違いかな?
イタリアは、ビュッフェでサラミが出てくることが多いです。日本のホテルではあんまり見ないですよね。
イタリアっぽい!と思いついついとりすぎてしまいます。
ご飯を食べ終わったら、最後にホテルからの景色を楽しみます。
朝の光景もとても綺麗。水がキラキラ光っています。
ぼーっと運河を眺めていると、これぞヴェネチアのゴンドラ!という感じの船が通ったので、写真をパシャリ。
赤いリボン付きの帽子に、ボーダーシャツのマリンルックがとっても可愛い運転手さん。
実は、この様子をちょっとしたビデオに撮っていたので、インスタで公開してみました!
noteには動画を載せることができないので(そこがnoteのいいところでもあると思いますが)気になる方は、インスタも覗いてみてください!ヴェネチアの朝の雰囲気を感じられるかもです。
3.イタリア土産を購入
2泊お世話になったホテルともお別れ。
このホテルは立地もいいですし、お部屋も綺麗で、景色も最高でした。
新婚旅行で来てる雰囲気の日本人のカップルもいたので、特別な機会にぜひ泊まってみて欲しいです。
さて、イタリア滞在も最終日ということで、お土産を見に行きます。
海外留学や旅行を通じて学んだことは、「お土産はスーパーで買う」ということ。
種類も豊富で選ぶのがとっても楽しいですし、何よりも安いです。
今回は、パスタとパスタソースを購入することにしました。
パスタは、現地在住の日本人の方が、ブログでお勧めしていた「RUMMO」というブランドのものを購入。値段は5ユーロほど。
パスタソースは、温かいパスタに絡めるだけ良い「pesto(ペスト)」タイプを購入しました。味はジェノベーゼ。「TIGULLIO」というブランドで、色々な味がありました。値段は2ユーロぐらい。
帰国してから、お土産を家族に振る舞った時の写真がこちら。
パスタは、ただ茹でただけなのにモッチモチの太麺に大変身。パスタソースも味がちょうど良かったです。パスタ1袋にソース1瓶を丸々投入して4人分の夜ご飯になりました。
写真に写っているオードブルは、ヴェネチアのチケッティを表現したつもりです。
旅行の思い出話をしながら、家族と食べるイタリア料理はとっても美味しかったです。
こういう海外の食品って、成城石井やカルディに大体売っていると思いますが、旅行先で買うと圧倒的に安いので、荷物にゆとりがある人はちょこっと買って帰るといいと思います。
あと、海外からわざわざお土産や食品を買って帰ってくることって、冒険した先でお宝を見つけるような、幼いころみていた絵本のような行動だなと思って、個人的大好きです。メルヘン心をくすぐられます。同じ気持ちになる人いるかな?
4.格安航空でフランスへ(格安航空の注意点も!)
しっかりお土産を買うこともできたので、ヴェネチアに別れを告げて、次の目的地フランスに向かいます!
フランスへは飛行機で移動するので、ヴェネチア・マルコ・ポーロ空港にバスで向かいます。
バスの料金は10ユーロで、バスターミナルの窓口で当日に購入することができました。「空港に行きたいです」と英語で言うと、欲しいチケットを出してくれます。
バスターミナルにはたくさんバスが停まっていたので、行き先を間違えないようにしっかり乗るバスの番号を確認。
それでも不安だったので、運転手さんに空港に行くか聞いておきました。
私はお昼12時前ぐらいにバスに乗車したのですが、車内は大体8割ぐらいの乗車率で、みなさん観光客っぽい感じでした。
途中いくつかのバス停を通過して、空港に到着しました。
そんなには大きくない規模の空港でしたが、売店やパスタ、ピザを食べることができるフードコートもあり、食事には困りませんでした。
前日の夜は、イタリア料理を食べ損ねたので、空港で何かないかなと探してみます。
フードコートにちょうど良さそうなパスタがあったので、食べてみることに。
フードコートでも、生麺をその場で茹でてくれるスタイルで、とっても美味しかったです。
これで思い残すことなくイタリアから出国できます。
この日は、こんな感じでたくさんの飛行機が各国に飛び立っていました。私はフランス・パリの「シャルル・ド・ゴール空港」に向かいます。
飛行機の様子がこちら。
海外格安航空あるある。飛行機に歩いて直接搭乗です。
飛行機についている小さい階段で機内に乗り込みます。
初めてこの搭乗スタイルに出会った時はびっくりしましたが、今はもう慣れました。笑
今回利用したのは、イギリスの航空会社のeasy jet。欧州の幅広い範囲で運行されているエアラインです。
機内の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、席の間隔は比較的余裕があり、快適でした。
ただ、航空券の料金を抑えている代わりに、水をはじめとした飲料・食料は全て有料です。
席の指定も有料。
荷物は機内持ち込みが1つだけ無料ですが、日本の航空会社などに比べると持ち込み可能サイズが10cmほど小さめでした。
私は、持ち歩いていたリュックサックのサイズが、規程をギリギリオーバーしそうだったので、チケットをインターネットで購入する際に、有料の預け入れ荷物追加のオプションを選択しておきました。
格安航空会社では、荷物のサイズ・重量チェックは結構厳しいので、余裕を持った荷造りが吉だと思います。
Easy jetでは、搭乗当日に空港で預け入れ荷物を追加すると、結構な額を払わなくてはいけなくなるので、預け入れ荷物があることがわかっている場合は、必ず事前にインターネット上でオプション購入をしておいてください。格安航空を選んだのに、結局たくさんお金を払うことになったら悲しすぎるので、、、。
マルコ・ポーロ空港からシャルル・ド・ゴール空港までは、1時間55分の旅程。
機内には、モニターも無いので、暇つぶしの映画などは事前にスマホにダウンロードしておくと良いかもです。
5.フランスに到着
空の旅を終えてフランスに到着しました。
フランス旅行からは、大学時代の先輩が日本から来てくれて一緒に観光します。
ヨーロッパ周遊の1ヶ月前に旅行に行くことを何気なく話したところ、先輩もちょうどフランスに行ってみたかったということで、その場でパリ行きのチケットを購入してくれました。フットワークがとっても軽いです。
本当は、先輩と同じ日にフランスに到着したかったのですが、丁度いい飛行機の便がなかったので、空港近くのホテルで一泊して、翌日の朝に先輩を空港に向かえに行き、一緒にパリ中心地に向かいます。
この日の宿はこちら。
「Premiere Classe Roissy」というホテルです。空港からは、空港内を移動するモノレールとバスで移動し、約20分で到着します。
バス停がホテルの近くにあったので、迷うことなく便利に移動することができました。
今まで泊まったホテルで一番シャワーが狭かったですが、清潔で一泊するには十分。値段も7000円程でした。
近くにスーパーやコンビニはなさそうだったので、空港で夕飯を購入しておきましたが、ホテルのロビーに最低限のインスタント食品などは売っていました。いざという時には安心。
本日の夕飯は、パスタです。
旅行中はたくさんのコンビニパスタを食べましたが、フランスのものはとっても美味しかったです。
味も濃すぎず、食べやすい感じでした。
隣にある袋は、「PAUL」で買ったパンと、、
こちらのカヌレ。
一緒に買ったクロワッサンの生地が表面にくっついていて、見た目がかわいくなかったので顔を描いてみました☺︎
私、一度プレゼントでいただいてから、PAULのカヌレが大好きなんです。空港で見つけて、本場フランスのPAULのカヌレだ!と思って思わず購入。
食べた感想は、、、日本と一緒の味でした!笑
日本でも、フランスと同じクオリティで商品を提供しているんだな〜と気づくことができて感動。
今回noteを書く際に、PAUL JAPANのHPを見てみたのですが、なんと日本の店舗で売っているクロワッサンの生地はフランスから冷凍で輸入をし、日本で焼きあげの作業を行なっているとのことでした。知らなかった!
日本で手軽にフランスの味を楽しみたい方は、PAULに行きましょう。筆者も近いうちに絶対買いに行きます。笑
次回からは、花の都パリ観光編をお届けします。
つづく