女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.4「マリトッツォと教会巡りと」
1.ホテルの朝ごはん
ローマ2日目の朝です。
今回宿泊した「Raeli Hotel Siracusa」では朝食付きのプランを予約しました。
朝食はこんな感じ。
サラダ、パン、チーズ、生ハムなどを食べることができる、ビュッフェ形式でした。
このビュッフェに出てきた生ハムやチーズがとても美味しくて、たくさんおかわりしてしました。やっぱりイタリアは食べ物が美味しいです。
この日は、修学旅行か何かでローマに来ている小学生ぐらいの年齢の子達が、先生に引率されながら、集団でビュッフェに来ていました。
左右を小さい子たちに囲まれて、少し気まずい気分になりながらむしゃむしゃ朝ごはんを食べました。笑
2.サンタマリーア・マッジョーレ教会
お腹がいっぱいになったら、観光に出発。
この日最初に訪れたのは、サンタマリーア・マッジョーレ教会。
ローマの有名な観光名所は入場料が高いところも多いですが、ここは無料。
テルミニ駅から歩いて行けるアクセスの良さも魅力です。
そして何より、まったく混んでいません。入り口で並んだりすることもありませんでした。ローマはどこも混んでいるイメージですが、こんな穴場もあるんだなとびっくりしました。
教会内はこんな感じ。
この教会は、金がたくさん使われた天井装飾などが有名です。
まるで美術館のような美しさで、これが無料で見れて良いの?と思ってしまいます。
一つ一つの飾りもすごく綺麗でした。
3.イタリア名物「マリトッツォ」を実食
私が海外を旅行する中で見つけた、美味しいものに巡りあう法則があります。
それは、「規模は小さめで、歴史のあるお店に行ってみる」ことです。
昔からやっている屋台だったり、小さなお店は、流行り廃りがある中で、ずっと地元の人から愛されている場合が多いので、料理の美味しさはもちろんですが、真心のような暖かさを感じることができる確率が高いです。
今回訪れたのは、「Regoli Pasticceria」という洋菓子店。
1916年創業で、お店の大きさも小さめ。私の美味しいものセンサーが反応します。
このお店の名物はマリトッツォ。
お店のショーウィンドウにはたくさんの量のマリトッツォが陳列されています。
日本でも何年か前に流行りましたよね、マリトッツォ。
本場イタリアのものはどんな味なのでしょうか。いざ実食。
私が頼んだこちらは、レギュラーサイズ。値段は4ユーロほど。
たっぷりのクリームが大迫力です。
早速一口食べてみると、とっても美味しい!
パンはフワフワだし、クリームは少しヨーグルトっぽい爽やかな風味を感じる味で、まったく重くありませんでした。
何年か前に日本で食べたマリトッツォのクリームとは、まったく違う味。
日本のは、一個食べたら、もういいかなという感じでしたが、イタリアのものは、「来週ぐらいにまた食べたいな!」と思える味でした。
それぞれの国の名物を、現地で食べているときは、なんとも言えない幸福感と達成感があります。
4. サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂 でミサに遭遇
この日の午前中最後に訪問したのは、「サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂 Basilica di San Giovanni in Laterano」。
正面入り口の屋根には、イエスと聖人たちの像が装飾されており、壮厳な雰囲気。
ちなみにこの協会も入場料無料です。
協会の中はこんな感じ。
とても天井が高く、壁の両側に装飾された十二使徒の彫刻がかっこ良いです。
この日は、日曜日ということでミサが行われていました。
歴史ある建物で本場の讃美歌を聞くことができて、感激しました。
歴史的な建造物が、ただ観光用として使われているのではなく、現代でも人々の生活になくてはならないものとして馴染んでいるのは、なんだか素敵だなと思いました。
日本にもせっかく歴史ある建物がたくさんあるので、もう少し訪問する頻度を上げてみようかなと思いました。
つづく