女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.5「ローマの一大名所・コロッセオへ!」
1.入場チケットをゲットしに行く
ローマ2日目の午後は、コロッセオを見学しに行きます!
幼い頃から、イタリアといえばコロッセオ、コロッセオといえばイタリアと思っていたので、今回の訪問をとても楽しみにしていました。
今回チケットは「Get your guide」で購入。
購入したチケットは、当日に電子から紙に引き換えが必要となっていたので、引き換え会場の観光案内所?のような場所に行きました。
ただ、この観光案内所の列が激混み&進みがとっても遅かったです!笑
チケットを購入した際に、「決められて集合時間までに案内所に来ないと、チケットが無効になります」という脅しのような文章も書いてあったので、私も含めて待っている人みんながソワソワイライラしてきました。
結局チケットを引き換えることができたのは、集合時間の5分後ぐらいでしたが、特に大きな影響はありませんでした。
チケットを引き換えた後は、観光案内所の簡易的なシアタールームのような場所に行き、コロッセオの歴史を紹介する謎のビデオを鑑賞しました。
どうやらこれは、購入したチケットについてきた「マルチメディアビデオ」の特典だったようです。
他の観光客の方と一緒に謎のビデオを見る時間は、シュールで、ある意味忘れられない経験になりました。笑
2.コロッセオを見学
いよいよおまちかね、コロッセオを見に行きます。
到着した景色がこちら。
大きい〜!
想像よりとっても大きくて、迫力があります。
日本の建物で例えると、大阪にあるパナソニックスタジアムと同じぐらいの大きさだそうです。
このスタジアムに行ったことがないので、例えておいて筆者自身がピンときていませんが、みなさんどうでしょうか。笑
コロッセオは、西暦80年のローマ帝政期に完成した、約2000年の歴史を持つ建物です。
最大で5万人の観客を収容できるスタジアムとなっていて、西暦500年ごろまでは、この会場で人間と動物の乱闘なども行われていたとのことです。
内部はこんな感じ。会場を見下ろすように観客席が配置してあります。
内部も迫力があります。
コロッセオの観客席は4階建てになっているのですが、会場がよく見える低い階は貴族や王族のための席、一番上は貧民や女性など身分の低い人の席と明確に分けられていたそうです。
現代では、少し追加料金を出せば貴族でなくてもライブの際にアリーナ席に行けることもあるので、いい時代だなと思いました。笑
コロッセオは、1階と2階部分が観光できるようになっており、見どころの解説パネルなども所々に配置してあるので、見応えもたっぷり。
内部にお土産屋さん2軒もあったので、記念に何かを購入しても思い出に残りそうですね。
コロッセオ観光は、全体的に大満足でした!
混んでいたとしても、やっぱり必見のスポットです。
3.フォロ・ロマーノから見た素敵な景色
コロッセオを後にし向かったのは「フォロ・ロマーノ」。
イタリア語で、「ローマ市民の広場」という意味の世界遺産です。
この広場は紀元前6世紀ごろから市民生活の中心地となっていましたが、後に異民族の略奪により荒廃してしまい、廃墟となっていました。
19世紀以降に、埋もれてしまっていた状態から発掘作業が開始され、今もなお発掘が続いているとのことです。
ローマはどこを見ても歴史的な建造物があり楽しいですが、フォロ・ロマーノは私がイメージする古代遺跡そのもので、非現実的な世界に入ることができて、これまたすごく楽しかったです。
コロッセオのチケットを購入すると、フォロ・ロマーノにも入場できる権利が付いてくるので、時間がある方はぜひ見に行ってみてください。
フォロ・ロマーノから行くことができるのが「パラティーノの丘」。
ローマの中でも一番古い丘で、昔の貴族や皇帝などが住居を構えていたことでも有名です。
私が良いと思ったのは、こちらの景色。
フォロ・ロマーノを高台から望むことができる絶景です。
この日は天気が良かったこともあり、遠くまで景色を見渡すことができました。
こちらの写真だとサン・ピエトロ大聖堂もちょこっと見えますね。
反対側の景色はこんな感じで、コロッセオを見ることができました。
パラティーノの丘は、奥の方に歩いて行くとローマ帝政時代の宮殿跡を見ることができます。
アウグストゥスの家の跡地だったり、、、アウグストゥス、、世界史でちらっと聞いたことがある名前です。
ローマを2日間観光すると、古代世界史をもっと勉強しておくべきだったと、後悔の念が出てきます。笑
この記事を書くことで、少しづつ知識を復習することができて嬉しいです。
これからローマに観光に行く方は、一度ローマの古代の歴史を調べとおくと、より楽しく街並みや遺跡を見ることができると思います!
4.ローマグルメを堪能
ローマの歴史的建造物の観光を楽しんだ後は、少し早めの夕飯を食べに行きます。
イタリアは美味しいものがたくさんありますよね!
ただ、今回の旅では1つの国に滞在できる日数が短かったこともあり、少ない食事の回数で何を食べようかすごく悩みました。
色々考えた結果、イタリアといえばやっぱりパスタかなと思い、美味しいパスタを食べることができるお店を探しました。
最終的に選んだのはこちら。
こちらの「Divinostilia food&winebar」はコロッセオからほど近い場所にある、こじんまりとしたレストランです。値段も高すぎずちょうど良い感じ。
ディナータイムは列ができると口コミに書いてあったので、私は早めの16時半ごろに入店しました。
今回オーダーしたのは、飲み物、前菜、パスタです。
飲み物はこちら。すごく綺麗なオレンジ色です。
実は、私の近くの席に座っていた若い女の子が、このカクテルを飲んでいて、とても美味しいそうに見えたので、店員さんに頼んで同じものを頂きました。
飲んでみると、オレンジの味のお酒でした。甘いけれど、少しほろ苦い風味もする、日本では飲んだことのない飲み物。個人的には好みの味でした。
後から調べたところ、こちらは「アペロールスプリッツ」というベネチア発祥のお酒とのこと。
色がとても綺麗なので、最近のSNSの発展とともに、人気がさらに高まっているとアペロールの公式サイトに書いてありました。
確かに写真を撮ってみると映えました。
前菜で注文したのは「スップリ」。
ローマ発祥のライスコロッケで、トマトとチーズ味のリゾットを丸めて揚げたようなイメージ。
これが、とーっても美味しかったので、家でも再現して作りたいぐらいです。写真を見ているだけで、お腹が空いてきます。
伸びるチーズ、衣、トマトソースのバランスがとても良くて、日本でも人気が出そうな味でした。
次は、メインディッシュのパスタです。
ローマのパスタといえば、カルボナーラが有名ですが、今回私がオーダーしたのは「カチョエ・ペペ」。こちらもローマ発祥と言われるパスタです。
イタリア語で「カチョ」はチーズ、「ぺぺ」は胡椒という意味で、その名の通りチーズと胡椒の味のシンプルなパスタです。
ちなみにチーズは「ペコリーノ・ロマーノ」という羊のミルクから作ったチーズを使うのが一般的ですが、お店によって作り方は違うこともあるそうです。
いざ実食。
実際に食べてみると、アルデンテで太めのパスタが、塩気強めのチーズととってもよく合います。
羊のチーズなので、少し独特の風味がありますが、クセになる美味しさです。
材料がシンプルな分、素材の味を十分に堪能することができるパスタでした。
ちなみに店内はこんな感じでした。
とても良い雰囲気でした!
5.ローマをお散歩& ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂を訪問
お腹がいっぱいになったので、腹ごなしにローマの街をお散歩します。
夕方のコロッセオは、昼間とはまた違った雰囲気でとても美しいです。
なんだか、旅の終わりが近づいている感じがして、少し切ない気持ちになりました。
次に訪れたのは「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」。イタリアの初代国王と、第一次世界大戦で戦死した兵士に捧げられた記念堂で、展望台や博物館も併設されています。
建物の外側の階段には無料で入ることができたので、少し散策。
ここが結構穴場で、階段の上からローマの街並みを見渡すことができました。
ちょうど日没の時間に訪問したので、綺麗な夕焼けの写真を撮ることができました。
人も多すぎず、ゆっくり黄昏ることができました。
6.名物POMPIのティラミス
再び、散歩をしながらデザートを調達しに行きます。
ちなみに、この時点で夜の7時頃でしたが、人もたくさんいて危ない雰囲気を感じることはありませんでした。油断は禁物ですが!
お目当てのデザート屋さんに行くまでに、トレビの泉があったので、夜verの写真をパシャリ。
昼とは違った、なんだかロマンチックな雰囲気。
夜でも人は相変わらず多かったです。
ローマ最後に食べるのはこちら「POMPI」のティラミス。
値段は4ユーロとお手軽です。
トレビの泉の近くの店内には、たくさんのティラミスが積んでありました。私は1番定番の味をテイクアウトし、ホテルでゆっくり頂きました。
甘すぎず、ふわふわしていて美味しかったですが、日本で食べるティラミスと大きな違いはなかったような気がします。(感じ方には個人差があるかもしれません。)
日本のスイーツのクオリティも、結構高いんだな〜と実感しました。
これにて、ローマ2日間の旅は終了!
スケジュールがタイトで忙しかったですが、見たいところは大体見れて大満足でした。
次回からは、この旅で1番楽しみにしていた、あの都市に向かいます、、、!
つづく