どうして?描けない、描きたくない
土曜日は、”描きたい!描きたい!”が止まらなくて
だだだ…っ、と二、三枚描いたりして。
翌日日曜、”…ちょっと面倒かも?”と思っていたモチーフを描きだした。
あれ?
どうした?
ん??なんか・・・いや
うん、ここまではOK。でもそこから描きだすと結構ノッてくるから!
と自分を鼓舞してペンを走らすも・・・
あれ?
うん、やっぱりメンドクサイ、描きたくない。
描きたくない、これ、”嫌い!!”
来た、”嫌い”!
絵を描いていると時々くる。
何が嫌いなのかわからない、どう嫌いなのかもわからない。
ただ、ただ強烈なアラート。
”これをやり続けてはいけない”
そう、わかっている、長い付き合いだもの、これを続けると後が大変なんだ。
だから筆を置いた。
”だってせっかくいい習慣がつき始めてたのに!”
もう一人の自分が駄々をこねる。
うん、でも、続けると君がやられてしまうのだ。
”描けなくなっちゃう、こわいよ”
もう一人が泣き顔になる。
うん、うん、
でも、大丈夫だから。
根拠はないけど、今の自分はそう言えるんだな。
描くことへの熱が、ちゃんと確かにあるから。
燃え盛る炎ではない、だけど、だからこそ消えない、しぶとい熾火なる熱。
灰をかぶせても、消えずにそこにあり続ける。
息を吹きかければまた燃え上がる。
大丈夫。また描けるから。
だけど、どうして?
どうしてこのモチーフがそんなにも描きたくないのだ?
数時間置いてから、ずいぶんと小さくなった、それでも鳴ってるアラートをなだめて色鉛筆で塗り始めた。
うん、いいぞ、塗れる。描けそう!
うん、大丈夫、ノッてきた!
”なんや、描けるやん”と思う一方、
なんで描けなかったを考えてみた。
で、出てきたのが↓↓↓↓
①描きだしてみたが、描きにくいと思った
②途中で見るのをやめたアニメの登場人物を思い出した
あ~、なるほど…
①はめちゃめちゃわかる!
自分の描くものがすごく”嫌い”な時がある。
下手だな~とか、うまく描けないな~とか、そんなレベルじゃなく
嫌悪感に近いような感覚。
これまで平安末期の鎧とか、めんどくさそうなものが、思いがけず描けたのでゆだんしてたが、今回の彫像、あまりにも自分の中にない線で、本当に、”うそ、なんやこれ、こんな線描かれへん!”って思ったんや!
だからものすごーーーーーーーーーーーーーーーーくめんどくさくなった。
そして、②はびっくりしたけど・・・
あのアニメ、そんなに嫌いだったの?(笑)
存在すら忘れてたのに!
人間の気持ちのゆらぎって、本当に微妙~。
というわけで、”めっちゃ嫌!!”、”ぜったい描かれへん!”を抜けたら、
まぁまぁこんな感じまで描けました!
描きだしでつまづいたから、顔とか翼の部分とかだいぶ形が違うけど、
良いんじゃない!!?(^m^)💛
やっぱりお絵描き、楽しいです!
ほな、とっぴんぱらりの ぷぅ
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