今日の一冊 その14
なかなかこちらに目が向かなかった。というか、やっぱり漫画以外だと、どうしても作者が同じになったりするのだ。昔のような乱読家でなくなったのもあるかもしれない。小説などは忘れてるものも多く、そういう壁は高かったりもするのだ
で、今回はそういえば………というものを自炊した電子書籍で発見!それを取り上げようと思う。電子書籍だが自炊………つまり自分で本を分解してデジタル化している。これがまた便利になるし、場所も取らずに済むしで一石二鳥………なのだが、労力もかなりのものになる。ここしばらくできてないのは、やはり面倒というのが理由だったりする
それはさておき、今回の本は学術的な一冊だ。とはいえ専門書というわけでもなく、知りたい人にはたまらない、そんな本になってる。早速ご紹介!今日の一冊はこちら!
土屋健
生物ミステリーPRO 1
エディアカラ紀・カンブリア紀の生物
さて、私の大好きな生物学の一冊だ。当然ながらこの後の時代もそれぞれ本になっている。恐竜類やマンモス、人間まで網羅はされているのだ
私は古生物学が大好きで、幼い頃にデボン紀頃の海を書いた百科事典を、飽きることなく見ていた覚えがある。祖母が持っていたものだったが………当然恐竜も大好きで、当時東京に住んでいたのもあり、恐竜展がある度に上野の国立科学博物館へ連れて行ってもらっていた
その後も興味は失せることなく、むしろ進化論などを知れば知るほど過去の生物に興味も出てきた。今では生物学の本やネットの記事その他は大好物だし、YouTubeなどでもそういうチャンネルをよく見かけるようになっている
さて本の内容にいこう
元々はカンブリア紀が初めて多細胞生物の発生した時代だと思われていた。だがその前のエディアカラ紀から生物は生まれていた………その2つの時代、その生物の化石や復元図を図解などもふくめて紹介している
特にエディアカラ紀の生物となると、今の生物との繋がりも分からないものなど多くあり、その面白さは他に変えられないものがある…………のは生物好きだけかな^^;ともかく既に絶滅してしまったものも、日々科学の進歩で分かってくることがある。それもまた楽しいし、分からないことが分かっていく面白さだと思うのだ
今回は特にマニアックなチョイスだったが、生物というのは面白い。犬や猫がかわいいとかもそうだし、水族館や動物園も楽しい世界だ。この不思議な生物の始まりに思いを馳せてもらえたら嬉しい