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今日の1冊 その6

さてさて、今回は漫画をチョイス。とその前に………
一応学問書だったり心理学関連本だったりと用意はあるのだが、なかなかに難しい(さらにウケない)と思ったりする。まあ中には普段から身につけてればかなり有用な本もあるのだが…………解説も難しかったりする


そういう訳で漫画があったりするわけだが、どこを取ったらいいかも考えてしまう。で、ついつい久しぶりで読みふけっちゃったりなんかしたり………もはや本末転倒だ(本だけに)


お寒い話はこのくらいで、今回の本はこちら!!



佐藤大輔 佐藤ショウジ
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
ACT.1スプリング・オブ・ザ・デッド

ACT.4ランニング・オブ・ザ・デッド

巨乳の女の子ばかり目がいくが
これは作画の佐藤ショウジの趣味だそうで………
とにかく女の子がやたらと目立つ
もはや特徴と言ってもいい


大サトー(詳しくは最後の貼り付け記事を参考に)原作の漫画作品…………ということは例に漏れず「未完」、というよりこれが一番中途半端。ものすごいタイミングで終わってしまう。だが途中まででもそれなり以上に面白い。途中途中に佐藤大輔らしさが出まくってるが、それがまたいい


恒例のネタバレなしなあらすじ
ある春の日…………その日も普通の1日のはずだった。藤美学園2年の小室孝はまた授業をサボり屋上にいた。外の声にふと目をやると、そこには教師達と不審者の姿が………突然噛み付いた不審者とあっという間に絶命する教師。そしてその教師も別の教員に……………
事態の急変に親友の井豪永と幼なじみ宮本麗を連れ出し屋上へ向かう。だが校内は「奴ら」だらけになっていた。彼らの運命は…………


という感じ。本当は途中を紹介したかったところだが、出だしが分からないと?になる物語ではあるのでこちらにした


元々作者達が好きだったゾンビものを漫画にしただけあって、かなりエグい表現もあればなにより女の子達が目立つ作品だ。ある意味抑えるべきところは抑えまくってるホラー漫画なのだが………大サトーが絡んでいて、捻りがないわけが無い


取り上げたのは1巻から2巻最初までなのだが、宗教の始まりとか思想の話も既に出来ている。また極限状態の人々の心理やパニックの発生などがとことん精細に書かれている作品だ。この後も日教組だの右翼だのと話題は多岐に渡る


特に大サトーらしさ全開なのがこちら

大サトーらしさが溢れかえる言葉
過激さと容赦のなさは世人に変え難い
だからこそ亡くなったことはあまりに残念だ


上記はもう最後の方でのセリフだが、こうした姿勢は随所に出てくる。登場人物にいろんなことを出させているし、それは的外れじゃない。だからこそ名作たりえているわけだが………本当にいいところで絶筆となってしまった

アニメにもなっているこの作品、是非読めるようなら漫画で見てもらいたい。なぜなら………放送コードに引っかかってるとこもあるから!まぁ漫画とアニメ、両方見てもらえたらと思う。今だとU-NEXTとHuluで視聴できる。是非!

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