今日の1本 映画編 その6
なんだかスッポリ抜けてた映画の1本。今回はコメディ作品をご紹介。この作品、興味はあったけれどさすがに劇場へ………というほどではなかったし、その後も機会が無かったのだが………実際観てみると、まーいろいろ考えさせられる映画だった。もちろん笑いの面でもしっかり笑わせてもらえる1作だ
それでは早速紹介しよう。今日の映画はこちら！
老後の資金がありません！
天海祐希も草笛光子も最近コメディが多い
きちんと演義できるからこそ面白くなる
元々原作ありな話題作。いろんな人々が出てくるが、ひたすら出費を気にしまくる天海祐希演じる篤子がかわいそうだったりする。なにせ周りはガンガン出費しまくるし、収入減もなくなっていくし………
ここでネタバレなしのあらすじ
後藤篤子は、夫と二人の子どもを持つ一般的な主婦。節約をモットーとしており、コツコツと老後の生活資金を貯めてきた。
そんなある日、舅が他界し、葬儀費用400万円近くを負担することになる。一気に貯金が目減りして気落ちしている最中、パートの契約が更新されずクビを言い渡されて愕然とする。追い打ちをかけるように、派手婚を望む娘の結婚式の費用もやり繰りせねばならなくなり、さらには夫の勤務先が倒産し失業という事態に陥る。茫然自失のなか、浪費癖のある高級志向の姑と同居することになった。
今回はだいぶ楽した（引用だから）。なにより隠さなくても程よいあらすじだったからもある。コメディ作品はこの辺りが紹介しやすいところだ。ちょうどアラフィフな我々世代………より少し上、親の話と子供達の話、両方の事を考えるタイミングでもあり、もちろんの事自分達の将来も見なきゃいけない………
本人達は必死なのだが、周りから見るとどうしてもコントになってしまう。もちろん映画ではより面白くする訳だが、リアルな世界でも笑ってしまうケースもあると思う。もちろん家族仲がよければ、という前提はあるのだが………そんなドタバタコメディが今作だ
いろいろ問題はあったしても絆があると乗り切れる
そんな事も教えてくれたりもする
と同時に、やはり現実の問題点も明らかにすることとなる。もう親の葬儀や墓、相続問題も出てくるし（中にはもう経験されている方々も多いだろう）、子供達の進路や結婚、出産も入ってくる。その他多くの問題が山積みになっていく世代ではあるだろう。子供がいなければいないで、パートナーがいないならいないで、また違う問題もあるだろうし………
避けては通れない老後の資金問題。ただただコメディとして笑うこともできるし、同時にいろいろ自分に当てはめて考えることもできる。そんないろんな見方ができる作品だ。良ければ是非とも！
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