今日の1本 ドラマ編 その11
いろいろとYouTubeで見ていたら、演技のいい俳優とか流れてきた。流し見していたら、あ!と気がつく作品もわんさかでてくるもんだ。いやぁ、今見られないものも含めれば、やっぱり名作は数多い
朝ドラとか大河とか、イチから見るにはあまりにシンドいからできない。が、総集編とかなら見てみたかったりもするし、1クールのものならそんなに大変では無い………あ、そういや今アタマに浮かんだ作品もあった!ちょっと下書きにメモっとこう
さてさて、今回は上手い俳優の動画内でも取り上げられていた、そんなよくできた作品をご紹介。今日のドラマはこちら!
僕らは奇跡でできている
高橋一生主演のハートフルドラマ。動画配信で全話ぶっ通しで見た作品だが、これはよかった!まずはネタバレなしのあらすじから
番組では明確化されていないが、主人公相河一輝は発達障害、特にASDが強めなのだろう。だからこそ私は注目したのだが、ドラマのテーマはそこになかった。自分らしくってなんだろう?という、普遍的価値について考える、そんな内容だった
小林薫演じる鮫島教授のような、絶対的理解者あってのことではあるが、できないことよりできることを大事にするのは大切だなと。それがあってこそ、一輝は”自分らしく生きる”ができている。本当の意味で”自分を大切にする”生き方だ
マイナス面は誰にもあるし、だからこそ生きづらかったりする。現実世界がとかく生きにくいのは、この「常識」というものに縛られるからでもある。これは過去記事でも何度も取り上げているように、結局は「思い込み」なわけだが、SNSなどネット全盛の今は特にマイナスを一切許さなかったりする
が、本当にダメなんだろうか?それこそ”他の捉え方”はないんだろうか?自分でできること、してもいいことも沢山ある。そして………ここでひとつこのドラマの名言を
誰でもできることは
できてもすごくないんですか?
これ、物事の核心をついていると私は思うのだ。すごいってそもそもなんだろう?それこそ誰にもできないこと?大谷翔平とか羽生結弦とか井上尚弥とかがしてることだけなのか?いやいや、”生きてるだけでもすごい”ことで、(人数はともかく)人によってはできない事なんだから、十分すごい!
本物のプラス思考ってこういうことなんだと思う。他人のすごいところを上げていける(劇中では100個)ってものすごく素敵だろう。みんながこうあろうとしただけで、世界はとても幸せになるんじゃないだろうか。本当は「今日の名言」で取り上げたいくらいなのだが…………
改めて「幸せ」や「楽しさ」を考えさせてくれる、そんな1作だ。見られる方は是非ともご覧いただきたい