見出し画像

今日の1本 ドラマ編 その11

いろいろとYouTubeで見ていたら、演技のいい俳優とか流れてきた。流し見していたら、あ!と気がつく作品もわんさかでてくるもんだ。いやぁ、今見られないものも含めれば、やっぱり名作は数多い


朝ドラとか大河とか、イチから見るにはあまりにシンドいからできない。が、総集編とかなら見てみたかったりもするし、1クールのものならそんなに大変では無い………あ、そういや今アタマに浮かんだ作品もあった!ちょっと下書きにメモっとこう


さてさて、今回は上手い俳優の動画内でも取り上げられていた、そんなよくできた作品をご紹介。今日のドラマはこちら!



僕らは奇跡でできている

この番組ポスターもよくできてる
キャッチコピーもピッタリだし考えさせられる


高橋一生主演のハートフルドラマ。動画配信で全話ぶっ通しで見た作品だが、これはよかった!まずはネタバレなしのあらすじから

相河一輝は、住み込みの家政婦・山田妙子やペットのカメ・ジョージと暮らしながら、都市文化大学で動物行動学を教える講師として働く

大学時代の恩師・鮫島瞬からの誘いで半年前に赴任したものの、大好きな動物や生き物に関して没頭してしまう性質や時間を守れない性格のために事務方からはたびたび注意を受けている。それは講義においても例外ではなく、学生に与えた課題について発表させるものの、一輝はその課題に対する正解について曖昧な言動に終始、周囲を惑わせる

しかし、その一方で常識や固定観念に囚われない一輝に接することで、周りの人間は自分たちの価値観の意味を問い直すことになる

Wikipediaより


番組では明確化されていないが、主人公相河一輝は発達障害、特にASDが強めなのだろう。だからこそ私は注目したのだが、ドラマのテーマはそこになかった。自分らしくってなんだろう?という、普遍的価値について考える、そんな内容だった


小林薫演じる鮫島教授のような、絶対的理解者あってのことではあるが、できないことよりできることを大事にするのは大切だなと。それがあってこそ、一輝は”自分らしく生きる”ができている。本当の意味で”自分を大切にする”生き方だ


マイナス面は誰にもあるし、だからこそ生きづらかったりする。現実世界がとかく生きにくいのは、この「常識」というものに縛られるからでもある。これは過去記事でも何度も取り上げているように、結局は「思い込み」なわけだが、SNSなどネット全盛の今は特にマイナスを一切許さなかったりする


が、本当にダメなんだろうか?それこそ”他の捉え方”はないんだろうか?自分でできること、してもいいことも沢山ある。そして………ここでひとつこのドラマの名言を

誰でもできることは
できてもすごくないんですか?

素直さに全振りした高橋一生がかわいい
岸辺露伴とは全く別の素敵さがある
と言いつつ個人的にシン・ゴジラ巨災対が一番好き


これ、物事の核心をついていると私は思うのだ。すごいってそもそもなんだろう?それこそ誰にもできないこと?大谷翔平とか羽生結弦とか井上尚弥とかがしてることだけなのか?いやいや、”生きてるだけでもすごい”ことで、(人数はともかく)人によってはできない事なんだから、十分すごい!



本物のプラス思考ってこういうことなんだと思う。他人のすごいところを上げていける(劇中では100個)ってものすごく素敵だろう。みんながこうあろうとしただけで、世界はとても幸せになるんじゃないだろうか。本当は「今日の名言」で取り上げたいくらいなのだが…………


改めて「幸せ」や「楽しさ」を考えさせてくれる、そんな1作だ。見られる方は是非ともご覧いただきたい

いいなと思ったら応援しよう!