Kyu Shiroco

絵を描いています|ひと、こころ|珈琲がすきです

Kyu Shiroco

絵を描いています|ひと、こころ|珈琲がすきです

マガジン

最近の記事

詩_地平線の振り子

それは 一定のリズムを刻む粧いだった 波はおしてはかえしたし 地平はぐるり まわった 相対的な網目なら 織りこまれてゆきます 宙の彼方で 戻らぬ 振り子を待ちながら

    • 詩_今日を抱える

      過ぎてゆく日々を重ね 今日の夜を抱え 金色のカラスが またやってくる よいことも、わるいことも。 明けない夜はないことを 静かに胸に留めていく

      • 名前のはなし

        ニックネーム、アカウント名、ペンネーム、作家名、画号… みなさまの名前の由来はなんですか? 私は活動名をShiroco Kyuといいます。 「なんでこの名前なの?」と聞いてくださった方が一人だけいます。 うれしかったです。 12月に活動名を変更しようと半年前に思いましたので 残しておいてみます。 イラストをSNSに上げはじめた時は しろこ ろし でした。 キャンバスや白紙をころしたい =絵を描くこと。 回文も覚えやすいかもとつけました。 もう少し名前らしくしたくて 漢

        • 今までの絵、これからの絵

          今まで描いていたことのふりかえりと、 これからどう絵を描くの? といった文です。 2018年の秋にグループ展で展示を初めてさせていただいてから、私ごとでありますが、 6年が経ちました。 2022年末頃まで 関心は自分自身にだけ向いていて 題材は内省的なもの。 いろいろなことがうまくいかなくて 焦燥があって どこか攻撃的だったように思っています。 なにか違う、 と感じていて。 感覚が変わった気がしたのは 「GIANT」を描いたとき。 赤ん坊のイメージで、なにか生まれたよ

        マガジン

        • poetry
          1本
        • shop info
          1本
        • work・blog
          5本
        • exhibition
          6本

        記事

          絵とことば

          11月になりました。 10月、初めて個展をさせていただいてから 考え事が頭の中をめぐります。 お会いした方に刺激を受けて 自分は言語化が得意ではないんだなと、改めて気付かせていただきました。 言葉には力があり 伝える部分に自信がなかった。 自分にはアウトプットが必要です。 絵を通してしたいことや 暮らしの中での発見、見聞 制作のおはなし とりとめもない形で、やってみます。 いつか詩と絵の本も作れたらと 以前から抱えてるだけの思いも 動き出せていません。 Instag

          絵とことば

          2人展のご案内

          6月7・8・9日 2人展『 Décalcomanoid 』を開催いたします。 6月のアート巡りの想い出の一つに お立ち寄りいただけたら、とてもうれしいです。 今回は在廊、出展、販売について書きました。 日時/会場 0k/Shiroco Kyu 2人展 『 Décalcomanoid 』 会期 : 2024.6.7[fri]-6.9[sun] 時間 : 11:00-20:00 会場 : Design Festa Gallery [WEST 1-G] テーマは「…のよ

          2人展のご案内

          2人展『Décalcomanoid』のお知らせ

          このたび6月7・8・9日に 2人展を開催いたします Shirocoによる平面作品と 0k(ゼロケー)による写真作品の展示となります。 0kとは幼い頃より親交のある仲で、 わたしはとても尊敬しています。 0k Instagram / https://instagram.com/equal0k ギャラリーでの在廊経験がないけれど、挑戦したいという私の不安の相談に対して 「なら一緒にやってみよう」と言ってくれました。 一ヶ月後の開催に向け、現在鋭意制作中です。 慣れないこと

          2人展『Décalcomanoid』のお知らせ

          ブックカバーの折り方

          A4用紙で作る簡単なブックカバーの折り方です。  【用意するもの】 ・A4サイズの紙 ・本 標準的な文庫本のサイズ: 148㎜×105㎜から 175㎜×110㎜程度まで 掛けられることを確認しています。 読書のお供に、手帳の保護など… 少しお役に立てたら幸いです☺︎ Shiroco Kyu

          ブックカバーの折り方

          年末の御挨拶

          外が白いです。 大晦日に雪が降りました。 閲覧ありがとうございます。 作家をしております白古泣と申します。 いつも温かく見守って下さる皆様方、 今年初めて作品を見つけて下さった皆様方、 受け止めて下さった方々、 本年はご厚誼を賜り、誠にありがとうございました。 今年の絵は毎回何かしら実験的で、手探りで制作をしてきました。 他に額を作ってみたり、作業用の机を作ったり、 裁縫や箱作りを少し覚えたり。 発表した展示の作品、小作品、ドローイングなど 受け取ってもらえた時は本当

          年末の御挨拶

          【展示】躯に瞳を奪われて

          こんにちは。閲覧ありがとうございます。 作家の白古 泣と申します。 12月4日から、箱の中のユーフォリア様の企画展に参加致します。 ----------詳細---------- 
●会期 
2021年12月4日(土)~12月19日(日)
※予定、延長の可能性あり ●会場 画廊&雑貨屋<箱の中のお店>
(愛知県名古屋市) 
●時間 平日18時~20時/土日祝14時~20時/水木定休 ハッシュタグ #箱展 #死恋 ●詳細 https://plan.hakofo.com/ha

          【展示】躯に瞳を奪われて

          【展示】髑髏狂典【骸祭祀】

          閲覧ありがとうございます。 作家をしております、白古泣です。 10月下旬、『髑髏狂典【骸祭祀】』に 参加させていただきます。 <髑髏>全般をテーマに表現する「髑髏狂典」シリーズ第7弾です。 ============詳細============ 会場:ギャラリーソラトA   (京都 東山「カオスの間」内) 会期:2021年10月26日(火)~31日(日) 時間:11:00~17:00 (初日のみ13時から営業/最終日は16時まで) ※17時以降の観覧も可能です。要

          【展示】髑髏狂典【骸祭祀】

          【展示】夜汽車にて

          ※DM・メインビジュアルご担当、及びヘッダーは 坂上アキコ様の作品です。 ご訪問ありがとうございます。 作家の白古と申します。 9月にgallery hydrangea様 企画公募展 『 夜汽車にて 』へ、 新作アクリル画二点で参加させて頂きます。 ☞詳細 ————————————————————  展示会情報 会期:2021.09.30(木)~10.10(日)    ※定休日:火・水 時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで) 会場:gall

          【展示】夜汽車にて

          黄袋・額用箱の製作

          ご覧いただきありがとうございます。 白古と申します。 「黄袋」と「差し箱」について記録しておこうと思います。 絵を描く活動をしているのですが 今まで上記の存在を知りませんでした。 勉強不足だなあと痛感します。 黄袋 額縁や骨董品などを包むための、黄色い袋です。 折角なので作ってみようと思いました。 綿の生地を袋状に縫って、 ターメリック染めを行いました。 煮ている様子。 ウコンには防虫効果があり、絵の保存に適するとのことです。 乾燥後。 レモン色に染まりまし

          黄袋・額用箱の製作

          【展示】シビュラたちの真夏の夜の夢

          ご覧いただき有難う御座います。 作家の白古泣と申します。 8月に参加させていただく 「シビュラたちの真夏の夜の夢」 日程についてのお知らせです。 *** 「シビュラたちの真夏の夜の夢」 ⚪︎会期:2021年8月20・21・22・26・27・28日 (23~25日は休廊) ⚪︎時間:13:00~19:00 (最終日17:00まで) ⚪︎場所:中央区京橋1-6-10 ミカタビルB1    Galerie Or・Terre (ギャラリーオル・テール) *** 22名の

          【展示】シビュラたちの真夏の夜の夢

          ドローイング,ブック型ケースの制作

          こんばんは。 ご覧いただきありがとうございます。 作家の白古と申します。 周辺では本格的な梅雨を迎えました。 たくさんの花が咲いているのを実感でき、 静かな雨音を聞くには良い季節です。 ドローイングについて 本日7日にBOOTHのお店でドローイングを10点発表します。 出会った動植物を日々描いたものです。 「Geometrid」 「Lily」 「Red rose」 「Corn poppy」  「Eryngium  「Mantis child  「Dogtooth v

          ドローイング,ブック型ケースの制作

          「梅雨入りの紫陽花」を終え

          ご覧いただきありがとうございます。 作家の白古です。 2021/5/31~6/20に開催されました 企画グループ展「梅雨入りの紫陽花」 @箱の中のお店(愛知)を振り返ります。 企画された箱の中のお店様は、展示前から当方の疑問や相談に真摯にご対応下さり、安心して展示に臨むことが出来ました。この場でも感謝申し上げられればと思います。 出展した作品について A6に近いサイズの作品を3点、出展させていただきました。 よく支持体にはキャンバスを選ぶのですが、 今回は別の手段で

          「梅雨入りの紫陽花」を終え