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人生に悩んだら、空気階段のWikipediaを読め

最近、久しぶりに会った友達から、”空気階段”というお笑い芸人を薦められた。

空気階段は、鈴木もぐらと水川かたまりのコンビだ。彼らの風貌は、ふくよかなおじさんと気難しい青年、といったような感じで、どちらも30代前半である。

最近、私の中で「生まれてから一番最初の記憶はなんですか?」という話題が流行っていて、その話を友達にしたときに空気階段について教えてもらった。

空気階段が出演しているラジオの中で、同じ話をしていた、ということだった。

「コントもシュールで面白いからぜひ」と言われていたところに、エンタの神様、キングオブコントと立て続けに出演していた。

もちろんリアルタイムで拝見したし、なんならYouTubeに上がっているコントも視聴した。(私は「電車のおじさん」が好きだ)

だが、一番強烈なインパクトを残したのは、彼らのWikipediaである。

見た瞬間、もう本当にいろんな人に見てほしい!と思ったので、ぜひ見てほしい。所要時間は5~10分ほどなので、ぜひ空き時間とかに読んでほしい。


読んでもらったらわかると思うが、強烈なエピソードが掲載されている。しかも二人とも、だ。

そんな、30数年の人生でこんなにも過激なことが起こるのか?これは、数人のエピソードをまとめたものではないのか?

そう思いたくようなエピソードの数々がWikipediaに掲載されている。ちなみにこれらのエピソードはほとんどが彼らのラジオで語られている、とのことだった。

さて、どうしてこんなにも彼らのwikiを紹介したかったのか。

それは、彼らのwikiを呼んで「こんなに色んなことがあっても、自分の道を突き進めるんだ」という希望を持つことができたからだ。

こういうと、「彼らの不幸から自分の幸せをかみしめているのではないか」と言われそうだが、彼らを下に見る気持ちはさらさらない。

なんていうか、最近はあまりにも表に出る人が完璧すぎるのだ。

みんな綺麗でかっこよく、穏やかで優しい。料理も掃除もこなせる。

”普通”と定義される人だって、平均ほどの収入があり積極的に家事に参加してくれ、「いつもありがとう」と労ってくれる。そんな理想が生み出したような人ばかりなのだ。

その中で、この空気階段の二人には、ものすごく人間味を感じてしまう。

借金があるがギャンブル好き、ヘビースモーカーで時間を守れない。見る人が見れば、人間のクズである。

でも、完璧な人間だらけに見えるこの世界に、なんの仮面も被らず歩く二人は、一周回ってかっこいいと感じてしまうのだ。



眠い目をこすりながら書いているので、明日の朝見返したら誤字脱字ばかりかもしれない。

それでも、今日(というかこの夜)にこの記事を書きたかったのは、タイトルのとおりである。

私の悩みなんてちっぽけに感じるほど、悩み苦しんでいる人もいるだろう。こんな暗い世の中だけど、辛い時には空気階段のwikiを読んでほしい。

人生に終止符を打つ前に、”空気階段”と検索してほしい。

きっと、勇気が出ると思うから。






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