見えてるはずなのに?
車同士の衝突事故のニュースを見ました。田んぼに囲まれた見通しの良い交差点で起きた、ワンボックスカーと乗用車の事故だったそうです。
あれ?なんだか見覚えがあるような光景…。
高3の頃の話です。自転車で学校に通っていた私は、それこそ今日事故が起きたような田んぼに囲まれた交差点で、いつものように車の往来が途切れるのを自転車から降りて待っていました。
そろそろかな?と思ったら突然、前から来た車と右から来た車が衝突し、前から来ていた車はそのまま田んぼへ。そして右から来ていた車はなんと私の方へ。
反射的に握っていた自転車のハンドルから手を離し後方へ逃げると、私の代わりに自転車は車の下敷きになり止めてくれました。
幸い私は無傷ですみましたが救急隊員の方から、「事故を起こした車の状況から『巻き込まれた子は絶望的かもしれない』と恐る恐る来た」のだと話してくれた事まで今でも鮮明に思い出せるくらい、衝撃的な事故でした。
今回の事故は見通しが良すぎるが故起こる事で、コリジョンコース現象と呼ばれるそうです。名前があったなんて。
案外身近で起こりやすい事なんだと感じたニュースでした。
この事故で怪我をされた方の1日も早い回復をお祈りします。
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