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仕事で勝つと後味が悪いからちょっと負ける

仕事をしていると社内で勝ち負けが発生します。

この案件、A案でいくか、B案でいくか。

この仕事、ウチでやるか、あっちでやるか。

そんなときは駆け引きが起こります。

もちろん、自分の意見を通したいので基本的には勝てるように交渉します。

そして運よく、こちらが勝つこともあります。

本来は喜ぶべきことですよね?

でも私は嬉しい反面、後味の悪さを感じます。

遺恨が残ってしまうんです。相手に不満が残ってしまうのです。

それが大きいと次から仕事がすごくやりにくくなります。

ではどうしたらいいのか?

私が気をつけているのは以下の2点です。

①勝ちすぎない

②フォローをしっかりする

コテンパンに相手をやっつけてしまうと溝が大きくなります。

なので大きく勝ちすぎずに、わざと負けに行きます。

相手にも部分的に勝たせるようにするのです。

例えば、全面的にこっちの案を採用するのではなく、相手の案も取り入れるようにするのです。

これで相手も少しは満足できて自尊心も保てます。

あとはフォローをしっかりすることです。

まず謝る。そして頻繁に声をかけて関係性を修復する。

これをしないと一時は良いものの長い目で見ると関係が悪くなり、自分にとっても不利益になるのです。

何か面倒くさいですよね?

そこまでしないといけないのかと、自分でも思います。

たしかに面倒です。でもこういったことをやらないと社内で敵ができて、余計に後で大変になるのです。