人生100年時代を生き抜くには?
人生100年時代。
キャッチフレーズの様に聞くものの、正直100歳の自分は全く想像できません(笑)
人生100年時代では、私たちは何歳まで働くんですかね?
80歳?もしかしたら90歳?
ますます想像できないです。
90歳で働いている姿をリアルに想像できる人っているんでしょうか・・・。
人間は老います。
幸か不幸かこれだけは動かしようがない事実です。
そして時間が過ぎるのは無情なほど早いですね。
本当に早すぎます!
昔、親があっという間に時間は過ぎると言ってましたが、本当だったんですね。
ちょっと前までは若手と呼ばれていたはずが、気付けば”中堅”、”ベテラン”と言われるようになってギクッとしています。
実際、老いを感じることも増えてきました。
例えば、若手が渇いたスポンジが水を吸収するかのように急成長している姿を見てあせったとき。
最新のITが使いこなせなくて若手に手ほどきを受けたときに、自分が若い頃にも同じ様にベテラン社員に教えた記憶がデジャブの様に蘇ったとき。
あっという間に立場が逆転したわけです。
年を取るとどうなるのか。
新しいスキルを身につけるのに時間がかかるし、どんなに頑張ってもマスターできないことも出てくるのでしょう。
悲しいですね。
会社で管理職に説明をしているとき、なかなか理解してもらえなかったり、言ったはずのことを忘れられたりして「なんで!」と不思議に思っていたのが、今度は自分の番が来ようとしているということです。
それでも古き良き日本の会社では良かったと思います。
年功序列・終身雇用で、皆が尊敬をしてくれるし、すぐに理解できなくても呆れられることもなく丁寧に何度でも教えてもらえたからです。
自分を卑下する必要なんて全くなく、むしろ説明した側の説明の仕方が悪いという解釈をされるのが普通の日本の会社でした。
改めて良い時代であったと思います。平和だったな。
しかし今、急速に世の中は変わっています・・・。
年功序列・終身雇用が終わった会社も多く、これからもその伝統的な仕組みを維持する会社は減っていくのでしょう。
そんな時代では、ベテランは若手とガチンコで勝負しないといけません。
成長するスピードの速い若手と勝負になるのか?
しかも家族を養うので欲しい給与も高く、会社から見たらコストが高い状況です。
その分の付加価値が出せるのか???
こんなことを考えて、今の私が出した答えが2つあります。
一つはプロフェッショナルとして差別化できる能力を開発し続けること。
これはサラリーマンとしてでもいいし、フリーランスとしてでもいい。
ただし、いずれにしても1人の自立したプロとして選ばれる人間になる。
今、私が考えているのは「事業開発」のプロになること。
社内外のリソースを使いながら新規事業を起こしていくプロになりたい。
営業、パートナー連携、製品開発、会計、法務、グローバルビジネス、プロモーションといった今までのスキル・経験を総動員して差別化をする。
もう一つは自分のビジネスです。
これは、副業でもいいし、プチ起業でもいい。
しかし経営者として事業をやっていくことで生き抜いていきたい。
プレイヤーと経営という相反する2軸だが、この2つが私がやってみたいことです。
今回はふと思い立って、これからのキャリアについて備忘録を兼ねて書いてみました。
正直どこまでいけるかは分かりませんが、とにかく前に進んでいきたいと思っています。
ブログもやっています。