ようこそパーマカルチャー①
昨年度、「パーマカルチャーデザインワークショップ」を実施しました。その続きとして、今年度は「ようこそパーマカルチャー」を開催することになりました。
つまり、前回やり残した、アイテムデザインですね。
講師はお馴染みの、パーマカルチャー関西代表の橋本憲一郎さん、通称憲さん。
9月~10月にかけて全3回開催し、パーマカルチャーの基礎を学びながら、菜園とコンポストを実際に作っていく計画です。
第1回目の9月30日(木)は、初めましての自己紹介タイムからスタートし、パーマカルチャーとは
パーマカルチャーなアイテム紹介
はらっぱの見学等を行いました。
自己紹介タイムから、みなさんの日々の活動や興味などに触れ、似たような興味を持った方が同じ場所に集っているということだけで、とてもパワーを感じました。
さて、パーマカルチャーってなんだろうか?なんとなく、自然とか菜園とかに関する作法みたいなものだと思っていませんか?
実は、パーマカルチャーとは「関係性のデザイン」です。
人・物・植物・動物などの関係性です。それぞれが持つ要素をうまく組み合わせることによって、機能・時間・空間などが有効に生かされ、豊かにストレスなく永続的に暮らしていける、そんな関係性だと思います。
憲さんによるパーマカルチャーの説明を聞いた中で、私がああそうか、と思ったことを一つご紹介します。
パーマカルチャーデザインにおける「汚染物質」という言葉です。汚染物質と聞くと、海が汚れたり、ごみが川に流れたり、空気が排気ガスで汚れたり、というイメージがありますが、もっともっと身近で考えれば、家にあって、使っていないお荷物になっているアレ(人それぞれでしょうが)も汚染物質なのです。そこにあるだけで、何の役にも立っておらず、場所を取り、邪魔になり、管理できず、ほこりが積もる。汚水のように、目に見えてそのモノからなにか分泌しているわけではなくても、そこに暮らす人々にとって生活の質を下げている不要品。これは汚染物質なのです。そう考えてみれば、そうかもしれないととても納得しました。