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パーマカルチャーデザイン④
11月19日(木)第4回パーマカルチャデザインワークショップを開催しました。
(前回の記事)
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前回途中になったストラテジーデザインを再度改めて考え直した後、システムデザインへと進めていきました。
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消費することに慣れてしまった私たちは、売っているものから欲しいものを選ぶことは得意ですが、目的に合うものを考えて、新たに作り出すことはとても苦手になってしまいました。物に合わせた暮らしではなくて、自分が必要なものを自分で生み出すことが、このワークの基本です。
コンセプトデザインで出てきたワードをかなえるために、どんなシナリオ・現場・舞台が必要でしょうか?
みんなで、付箋に書いて出し合いました。
例)「世代を越えて住民が交わり」
⇒出会いの場、マルシェ、野菜を育てて調理、四季に合わせたイベント・・・
例)「自然の循環に沿った暮らし」
⇒ゴミにならないものを使う、はらっぱに落ちている資材有効活用、土に還す・・・
など。
そのためには、何が必要でしょうか?
アウトドアリビングダイニングキッチン(アウトドアLDK?)コンポスト、農具小屋、菜園、水場・・・など。
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ここからは、システムデザインへ。
上記に出てきた必要なものをどのように配置すれば、循環のある暮らしができるのでしょうか。それぞれの要素のインプットとアウトプットを考え、つながりを考えていきました。
なんということでしょう!!
上手く循環するではないですか。(写真をごらんください)
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さて、このシステムデザインを考えているとき、
講師の憲さんがおっしゃっていたこと。
はらっぱの情報を地域の人(利用者全体)に提供するためには、情報の手前に現実的なものがある。
無いものは情報として出せない。そこにリアルな現場がある。
それは、菜園の様子、コンポストの様子、〇〇会をやりましょうという企画など。
情報はリアルな現場をインプットし、アウトプットとして、コミュニティを生み出すということ。なるほどな。
さて、次回は最終回!!
どうなるのか誰もわからない。リアルな現場です
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