一人旅 5/5
扉を押して入ると、カランカランと心地よい音が鳴った。
カウンターに腰をかけると、フレンチトーストとアイスコーヒーを注文した。
引き立てのコーヒー豆の芳醇の香りが店内を満たす。
今までで一番と言っても過言ではないほど美味しかった。
店外に出ると交通量も増えており、会社へ向かっているであろう人も見かけた。
今回の唯一の目的地に向かって走り出した。
舗装はされているが、急な坂でフルスロットルでも30km/hしかでない。
木々に囲まれているお陰か、日も照っているが涼しく感じる。
今回の目的地は樹海である。
スクーターのエンジンを切り、鍵を抜いて路肩に停め、樹海に足を踏み入れた。
どれくらい歩いただろうか、結構奥まできたはずだ。
ここから先は崖になっていて降りるのが大変そうだ。
リュックからロープを取り出し、できるだけ太い枝の根元に括りつけた。
2023-09-02
小説風って難しい。
しかし書き終わった。
あとは実行するだけ、パソコンの主電源を切り布団には入った。
次回の投稿(9月2日)の総集編で最後です。