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Account Engagementでリンククリックのトラッキング
前回、UTMパラメータをAccount Engagementで利用する方法を書きました。今回はUTMパラメータと似た用途の「カスタムリダイレクト」をご紹介します。カスタムリダイレクトもUTMパラメータと同様にAccount Engagementがトラッキングするランディングページへ訪ずれたユーザーの流入元を測定するマーケティングリンクになります。
流入元には、ぱっと思いつくところでは下記のような種類がある思います。
ウェブページ
リスティング広告
SNS記事
ブログ記事
メルマガ
バナー
QRコード
これらの流入元ごとに測定用のリンクとしてユニークなカスタムリダイレクトのURLを埋め込んでおきます。UTMパラメータではURLの後ろにつける「?」以下にパラメータを書きましたが、カスタムリダイレクトはパラメータではなく、ユニークなURLをマーケティングリンクとして使います。
では早速、カスタムリダイレクトをひとつ作ってみましょう。まずは下記の画面でカスタムリダイレクトの名前とキャンペーン名を決めます。それぞれの名称はあとで流入元がわかるような命名規則を決めると良いでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1684311287239-yN2eciJOWd.png?width=1200)
リンク先URLは実際にリンクをクリックすると表示されるターゲットとなるページのURLです。
バニティURLはAccount Engagementのサブドメイン配下のURLになります。上の図であれば、弊社のサブドメインは「go.shiro-k.jp」なのでバニティURL欄に「/note」を入れると全体のURLは「https://go.shiro-k.jp/note」になります。このURLをブログの記事中の文章などにリンクします。
バニティURLの欄、/noteのところの値は任意に決められます。(空欄にするとデフォルトの少し長めのURLが自動的に与えられます。時系列に流れをまとめて書くと、こんな感じですね。
↓
バニティURL --> Account Engagement --> リンク先URL
名前の通りAccount Engagement を挟んで目的のランディングページにリダイレクトして訪問客を送っています。このプロセスの中でAccount Engagementはクリック数やCTRなどのマーケティング統計指標とプロスペクトのアクティビティを記録します。
![](https://assets.st-note.com/img/1684313282363-wzPWO14dpe.png?width=1200)
更にカスタムリダイレクトが発火したときには「完了アクション」がつけられます。完了アクションにはSlackに通知したり特定のリストにいれたり、プロスペクトのスコアをつけたり様々な機能があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1684302748972-cXCnymgumR.png?width=1200)
ただ、完了アクションをつけられるのはメールアドレスが分かっているプロスペクトだけで、匿名のビジターには完了アクションは発火しません。(ビジターの時代にカスタムリダイレクトをクリックされた記録はプロスペクトに変換された後に確認できます。)
ここまでの流れをフロー図にしました。
小さくて見にくい時はPDFで御覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1684315869795-SK1Xaqun6c.png?width=1200)
カスタムリダイレクトには、30 分のスロットリング期間が設定されているので30分内だと何回クリックしても1回のクリックとして認識されます。
また、UTMパラメータも追加できるのですが、Google AnalyticsでUTMパラメータを使ってない方は機能がカスタムリダイレクトと重なるので記入の必要はないでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1684326840778-rWMJSiDDWK.png?width=1200)