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DKIM 鍵の作成・・・? セールスフォースのサポートに助けられました。
セールスフォースのリストメールを使ってみる
セールスフォースにインポートされた取引先に一斉にリストメールを送れるとメルマガや告知に使えたりして便利ですね。弊社では普段、MAツールでメルマガを送っているのですが、試しにセールスフォースのリストメールという機能を使って送信してました。
試したところ送信は問題なく出来たのですが、Gmailのメールヘッダーに「noreply@salesforce.com; が代理で送信」と書かれているのが気になりました。実はメールの差出人は二つのFromを持っていて、封筒に書かれた「差出人」はセールスフォースで、手紙の署名が「差出人」が弊社のドメインアカウントになります。
この二つが違うと、なりすましメールと受信サーバに判断されかねないので、このメールはセールスフォースというちゃんとしたサービスから送られたメールで怪しいメールではないですよという但し書きで「〜が代理で送信」が記されているのでしょう。
でも、できればスッキリと差出人を記したいのでどうしたものかと思ってセールスフォースのサポートにやり方を聞くとすぐに答えが返ってきました。
Gmail / Offirce 365 など受信環境に起因する表示に関する挙動である可能性がございます。対処する場合は SPF、DKIM の導入をご検討いただければ幸いでございます。
SPF、DKIM鍵を設定する
なるほど!
受信サーバがドメイン側にメールの身元確認をする仕組みがSPFやDKIMですね。そういえば、くだんのMA ツールでもSPFとDKIM鍵の設定をしていました。しかしセールスフォースの設定はやたらと沢山あるのでどこで設定するのだろうと・・・
ここも探してるよりサポートに聞いた方が速いと思って尋ねると、下のように親切に案内されました。
* 設定 > メール > 送信 の「 標準メールセキュリティのメカニズムへの準拠を有効化」が有効になっている場合は SPF の設定は不要でございます。
SPFはドメイン側ではいらないようです。なので、DKIMだけホスティングサーバのパネルからDNSレコードに追加します。
DKIMは設定からクイック検索で「DKIM 鍵を管理」が出てきますので、「鍵を新規作成」ボタンを押します。するとこんな画面が出てきますのでセレクターやドメインを記入して保存すると「DKIM 鍵の詳細」でDNSレコードに記入するコードが返されます。
![スクリーンショット 2021-08-31 20.24.27](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60155627/picture_pc_f9065f426a157b3b7a980fa443ddf82b.png?width=1200)
このコードをまるっとコピーしてxserverのDNSレコードにペースト、ここまでは良かったのですが・・
レコードを追加しようとするとエラーが出て追加ができない状態に・・・
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50327088/picture_pc_21b07ff848e55c6fbe7b3b1913fd9fb1.jpg?width=1200)
ここでまたサポートに聞くと、わざわざXserverの当該ヘルプページを探してきてくれてコレでダメならまた連絡をくださいと。親切ですね・・・噂には聞いてましたが頼りがいのあるサポートです。この辺の顧客目線の仕事は見習わないといけませんね。
結局、セールスフォースがDNSレコードに追加してと表示された呪文の末尾にピリオドがあるかないかのオチでした。
![スクリーンショット 2021-04-15 17.36.01](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50327199/picture_pc_11474654ba3f1aedcd379baac9d5e9f5.png?width=1200)
Xserverは末尾にピリオドがあるとエラーを出すようで(そう言えばworkspaceの設定の時もそうでした)安易に呪文をそのままコピペしてたのが原因でした。
今回はメルマガ発送ひとつであたふたしてしまいました。
そもそもMAツールで送れば良い事なのですが、顧客をリードとして扱うMAに比べて、セールスフォースから送ると「活動の記録」としていつ誰がどのような内容のメールを送ったかを取引先責任者ごとに確認できるので、顧客満足度を上げることに繋がるのではないかと思いました。