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裏側を見る


私が、

「赤ちゃんのように生きる」と

宣言しているのには

理由がある。


我が家は

マスコミ一家だった。

亡き父は

ほぼ一生、テレビ局勤務。



例えば

テレビのクイズ番組で、

おばかキャラのタレントさんが

難しい問題に答えられたとする。

私みたいな視聴者は、

「へぇ、意外にやるじゃん!」なんて

見直したりするわけだが、

そこで父がひとこと。


「こんなのには、

全部シナリオがあるんだよ。

あんなおバカが

本当に答えられるわけないじゃん!」

と、余計なことを

いつも教えてくれた、、、、。


例えば、

プロレスもそう。

試合は、

シナリオに沿って進んでいく。

プロレスラーは演者で、

プロレスはスポーツではなく、

エンターテイメントだった。

昔の話。

この見事な教育のおかげで、

私はいつも

物事の裏側を

見るようになってしまった。

無意識のうちに。


当初は、

穿った(うがった)見方しかできない自分と、

父を恨み、

ずいぶん落ち込んだけれど、

やっと今では、

「真実を見ようとする」という

格別な長所に転換できた。

そこに、

直感も加わってきた。

最近では、

相手の顔を見ると、

なんとなくわかる

役者以外は、、、、笑。



そういえば、

どこかの大統領って、

コメディアンだか役者の出身だったっけ、、、。


物事を

片側から見るのは

危険だよ。


すべてのことは、

善悪という問題ではなく、

あらゆる立場から見る必要があると思う。


その裏に、

なにか隠れている可能性も

たくさんあるんだから。


すこし離れた視点で、

冷静に、客観的に見ること。


赤ちゃん主義を

一時返上しても、

伝えたかったこと。


実際、

赤ちゃんや子どもの本能って、

ズバッと真実を突いてくる、

驚くべきものが

ありますよね。


世界があたりまえに平和であることを

今日も、心から祈り信じています。





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