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【雑談】33ヶ月が経ちました。

noteを始めて、33ヶ月が経ちました。

いつも読んでくださる皆様、スキ・コメント・フォローをくださった皆様、本当にありがとうございます。

30ヶ月が経過したその後、公表した作品は計4作。

今回はそれぞれにつき、恒例のあとがきを書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いください。


①『西澤可奈子の進路調査書』(掌編)

人生で3作目である小説のリメイク。
『背徳のエンドロール』でも感じましたが、地の文でふざけるというのは、ともすれば痛々しい印象を与えかねず、技術を要すると学びました。
まだまだ精進が必要だと思うと同時に、こういう変化球をもっと試してもよいのでは、と気を新たに。
ちなみに西澤可奈子は『カナちゃん』として『真夜中のテディ』という作品にも登場しています。

②『A子へ』(掌編)


2023年の正月、渋谷のスターバックスで人を待つ間、「今年は月一作を計画的に投稿しよう」と執筆プランを立てました。
とりあえず半年分の予定を決めたところ、2月公開用に軽めの一作が必要ということになり、その場で書き上げた作品です。
即席で仕上げたため、投稿前に読み直すとさすがに粗が目立ち、直前でちょこちょこ修正しました。
ちなみに自分が時折見る夢が発想の元となっていましたが、想いが成仏したのでしょうか、執筆後は一度も見ていません。

③『漱石とストロベリー』(掌編)

『こころ』に纏わる一説は、実際に自分が高校時代に教わり、以来ずっと心(頭ではない)の片隅に残っているもの。
対して苺にまつわる考察は、半年近くメモ帳に残っていた文章で、このふたつを思い切って繋げてみた作品です。
計画では3月に投稿する予定でしたが、たまたま朝の通勤電車で「今日は漱石の日」という情報を入手し、即座即決で公開に踏み切りました。
やや尖った内容ではありましたが、想像以上の反響をいただき、大変ありがたく思っております。

④『輝く』(掌編)

何がきっかけか、「もし自分が男性アイドルだったら」という空想に取り憑かれ、執筆に至った作品。
実際にあった悲劇を題材にすることは、ともすれば不謹慎であるとも思え、敬遠していましたが、ここで架空の災害を持ち出すのもまた不誠実である気がして、意を決し、かの震災を扱うことに。
当時自分が感じた違和感やある種の不快感が、発想の元となっています。
残念ながらプレビュー数は少なく、もう少し背景描写に力を削ぐべきだったかと反省しています。

以上です。

幾度か触れております通り、2023年は計画的な投稿を心がけているところ、早々にイレギュラーがありました。
思いつきで予定外の執筆を行なったこともあり、以後掲載予定の作品についても、進捗が遅れている現状です。
あまりこだわり過ぎるのもよくはないですが、衝動に任せるだけでなく、ある程度自分をコントロールして、書くと決めたものを書ける力が欲しいところ。
まだまだ修行が必要なようです。

さて、次の3ヶ月は予定通りにいくでしょうか。
よろしければ、お付き合いください。

白鉛筆でした。

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