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【雑談】21ヶ月が経ちました。


noteを始めて、21ヶ月が経ちました。

いつも読んでくださる皆様、スキ・フォロー・コメントをくださった皆様、本当にありがとうございます。



18ヶ月が経過したその後、公表した作品は計4作。
今回は、恒例のあとがき・裏話をお届けします。




①『赤と白、それからオレンジ。』(掌編)

冬ピリカグランプリにて、『すまスパ賞』を頂戴した作品。
たまたまお見かけした老婦人の手を引く女性の姿、いつぞやお正月に紅白かまぼこを買いそびれた体験が、発想の元になっています。
生意気に聞こえるかもしれませんが、最初から「賞を獲ろう」というつもりで、多くの方に受け入れてもらえるものを意識しました。
「共感いただきやすい題材で、どうオリジナリティを出すか」という壁にぶち当たり、現在も物を書く上で大きな課題になっています。




②『ぺこらま』(掌編)


平仮名を組み合わせて遊ぶ子ども向け玩具があり、それを無作為にいじってできた単語がタイトル。
どこか間抜けな響きが気に入り、「ぺこらまってなんだろう」と自分自身首を傾げながら執筆しました。
ちょうど(自分としては)正統派の『赤と白〜』がご好評をいただいていた最中だったので、今度は変化球を投げてやろう、と捻くれてみたかった部分もあり。
面白がって下さった方が何人かいらっしゃり、嬉しく感じています。



③『背徳のエンドロール』(掌編)


学生時代から長らく頭にあったシチュエーション。
件の女優の名前を決めるのに、結構時間がかかりました。
単純なシチュエーションコメディのつもりが、落とし所が見つからず、結果ちょっとしたラブストーリーに。
「ただ笑えるものを書く」というのも存外難しい、と勉強になった一作です。


④『PINK BLOOD』(掌編)

久しぶりに「好きな曲で小説を書いてみた」もの。
宇多田ヒカルの同タイトルの楽曲が、モチーフとなっております。
当初、親子関係を題材にするつもりでしたが、少し重たい内容となりそうだったので、女子中学生の友情を描くことに。
最期まで「果たしてこの曲(に対する自分のイメージ)に見合う内容か」と自信が持てませんでしたが、これが今の自分の実力と割り切り、掲載に至りました。




以上です。

創作意欲はあれど、なかなか納得のいくものが書けなかった。
そんな印象の3ヶ月間でした。
おそらく意欲が膨らんだ分、知らず知らずのうちに、自身に求める水準が高くなっているのだと思います。
「身の程を知れ」と自らを諭すことも可能ですが、自分の期待にどこまで応えられるか、もう少し挑んでみたいところ。
お恥ずかしながら、自分に期待される、ってなかなかないことなもので。

その独りよがりの試行錯誤の結果、皆様が楽しんでくださるものが生まれることを願って。

最期まで読んでいただき、ありがとうございます。
白鉛筆でした。

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