33.億を稼ぐ女性士業に言われたキツイ一言のおかげで今がある【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
伝える言葉や順番によって読んでもらえる文章になる。
だけどそれ以上に重要なのは、人が今知りたいと思っている情報をわかりやすく出し惜しみなく書くことだ。
人のためになりたい気持ちは、何よりも心に刺さるからだ。
47歳で会社を辞めて、何もわからず独立開業した私には、忘れられない一言があります。
言われた瞬間はキツイ言葉だと感じました。
だけど、あの言葉があったから、売上が安定したのだと思います。
開業して一番気になったのは、お金のことです。
人が生きて行くには、お金がかかります。
会社員として安定した給料をもらっていた私には、収入がなくなる状況なんて考えられませんでした。
とにかく、売上ゼロの月は作らないようにしよう!
そう心に誓いました。
最初の売上は、勉強会の会費です。
私の開業について聞きたいという連絡をもらい、知り合いとご飯を食べながら、開業について話をする時間を作りました。
その時の知り合いの言葉がヒントになりました。
事業計画書とか、会社の作り方とか、色々聞いてみたい!
なるほど、そういう勉強会って需要があるのかもしれない。
お金を取るのは心苦しいけど、売上になるならやってみよう!
ある意味、苦肉の策でした。
会場を借りて、資料を印刷すると、それだけでもお金がかかります。
その分を会費にすれば、罪悪感が薄れると思いました。
最初の勉強会は、会費2,000円にしました。
もちろん、知り合いに声をかけるのではなく、毎日更新していたブログに勉強会の内容や想いを書き、ホームページで詳細を見てもらい、申し込みをしてもらう流れを作りました。
集まらなければそれでいいと思っていました。
勉強会には申込みがありました。
そこから何度も開催しましたが、はじめは4、5人から申込みがあり、徐々に10人くらいに増えました。
小銭を稼ぎつつ、私は毎月定額でもらえる収入を作りたいと思いました。
毎月出ていくお金は、事務所家賃だけでも11万近くあります。
それくらいは、毎月定額で入って来るようにしたいと思ったのです。
私にはホームページの編集ができるスキルが少しずつ身についていました。
サーバー管理は、知り合いのITエンジニアにお願いしています。
ITエンジニアが作ったWordPressのオリジナルテーマもあります。
これを使ってホームページを作り、サーバー管理をこちらですることで、月3,000円くらいで売上が作れないかと考えました。
これまた苦肉の策でしたが、良いアイデアだと思いました。
実際、ホームページ作成に興味を持つ人はいました。
ところが、月3,000円というサーバー管理費には拒否反応を示しました。
よく考えれば、サーバーについて何も知識のない人に、いきなりサーバー管理費と言っても、拒否されて当然です。
ここは伝え方を改善したことで、申し込みが入るようになりました。
試行錯誤する中で、私は億を稼ぐ女性士業と出会います。
色々なセミナーや交流会に行く中で、すごい士業がいると紹介されました。
億を稼ぐ女性士業には、後にも先にも、彼女しか会ったことがありません。
彼女は行政書士ではない士業です。
行政書士の仕事もするために、行政書士を雇っていました。
その上で、私にこう言いました。
「行政書士は単発の仕事しかないから大変ねー。
私たちのように顧問料がないから、毎回新しい仕事を取ってこないといけないでしょー。
私くらい稼ぐには、死ぬほど働かないと無理ね!」
実際に身近で行政書士の仕事を見た感想でした。
私はこの時、行政書士の仕事でも毎月定額でもらえる収入を作らないとダメだ!と強く感じました。
行政書士だって単発の仕事しかないわけではないはずだ!
絶対に顧問料のような収入を作ろうと決めたのです。
苦肉の策で何となく売上を作っていましたが、そろそろ本気で行政書士の売上を考えなければと思いました。
この時はまだ、今の仕事の状態をイメージできていませんでしたが、この時のインパクトがあったからこそ、今のスタイルが作れたのだと思います。
成功している人に会い、キツイ言葉をもらうのは、良い薬になります。