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28.マーケティングの勉強会に参加して衝撃を受ける【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
開業したばかり人の悩みのひとつが、実績のないことだ。
0からスタートするのだから仕方ない。
私は正直に初めての仕事だと伝え、依頼者が納得したところで仕事を受けたが、これが最良の方法だと思っている。
何もわからない状態で開業する人は、私だけではないはずです。
割と多くの人が、勢いと根拠のない自信で開業していると思います。
その勢いがなければ、開業なんてできないからです。
開業して4ヶ月が過ぎた頃、さすがに体調を崩しました。
慣れない飲み会に月の半分出かけて行って、嫌な思いもしました。
そりゃあ、ヘトヘトになります。
20代30代ならまだしも、47歳なんて、ほぼ50歳です。
周りの47歳より、気持ちは若いと思いますが、疲れは出ます。
好奇心が強いので、学ぶことは楽しかったのですが、体調を崩して動きたくなくなった時は、このやり方では続かないと反省しました。
がむしゃらに動いたところで、意味のない行動は成果につながりません。
動けばいいというものではないのです。
開業してすぐに参加した勉強会で、私はマーケティングという言葉に出会います。
最初は意味がよくわかりませんでした。
ただ、マーケティングを学べば、モノが売れるし、問い合わせがもらえるということはわかりました。
最初に聞いたのは、こんな話です。
「ここにある普通のボールペンを1万円で売るにはどうしたらいいと思いますか?考えてみてください」
私はすぐに「○○さん(例えば有名人)が使ったボールペンなら1万円で売れる!」と考え、発言しました。
「良い考え方ですねー!」と講師はほめてくれましたが、実際にボールペンは○○さんが使ったものではありません。
嘘をついて売れば、詐欺になります。
だけどそれこそがマーケティングだと言われました。
そうか、詐欺がなくならないのは、詐欺師がマーケティングを学び、実践しているからなんだなと思いました。
衝撃の事実でした。
実際、詐欺師の手口をまとめた本などが、今でもたくさん売れています。
悪用厳禁などと注意書き付の本です。
この「悪用厳禁」も、実はマーケティングなのだと気づきました。
今なら、マーケティングが何なのか、はっきりと説明できます。
マーケティングとは、こちらが買ってくださいと言わなくても、究極、何もしなくても、勝手に商品やサービスが売れるための施策です。
例えば、さっきの「悪用厳禁」も、そう書いてあると読みたくなる人間の心理を利用しています。
商品サービスを売る時には、人の心理を利用することも重要です。
悪用することで、壺も売れるというわけです。
怖いですね。
マーケティングという言葉を知ってから、私は何かを買う時に、自分に問いかけるようになりました。
「どうしてそれを買うの?どうしてそれが欲しいの?」
実はそれ自体が欲しいわけではないこともありました。
好きなアイドルが持っていたから欲しいとか、これを持っていれば運気が上がりそうだから買うとか、私は完全に他人の戦略通りに動いていたのです。
私の理想は、誰にも会わずに仕事をすることです。
そうなると、マーケティングが重要なのは間違いありません。
そして、マーケティングをマスターすれば、私の理想は実現すると確信しました。
私自身が誰かの戦略の乗せられて、無意識に購買活動をしていたからです。
私の戦略はこうです。
ホームページやブログに記事を書き、読んで共感した人が私に興味を持ち、さらに記事を読み、どうせならこの人に依頼しよう、同じものならこの人から買おうと思う。
実際、私はこの流れでモノを買ったことが何度もあります。
流れを作る側になろうと思いました。
ブログの毎日更新は続いていました。
結局、1,157日間、毎日毎日更新して、そこから仕事につながりました。
この具体例は、また別の記事にまとめます。