63.ひとり起業こそ複数の仕事をするといい【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
付き合う人が大事なように、お客様を選ぶことも大切だ。
独立して自分で仕事をしていると、すべてを自分で選べる。
自由を手に入れられるのだ!
開業当初、たくさんの人から提携やチームや人を雇う話を聞きました。
自分ひとりで出来ることは少ないのだ、と。
人と一緒に取り組むことでたくさんのことが出来るようになるのだ、と。
だけど、それは本当でしょうか?
私も最初は、人と一緒に仕事をすることも考えました。
売上を伸ばしたかったので、ひとりよりも人と組んだ方がいいのかもしれないと考えたのです。
おそらく、周りからの入れ知恵のせいです。
一緒にセミナーをしようとか、一緒にサービスを作ろうよとか、チームで進めているサービスがあるから参加してくれないかとか、色んな誘いがありました。
3年目までは、経験のために乗ってみました。
何でもまずはやってみようと考えました。
セミナーを一緒にやろうと持ち掛けてきたのは、すべて先輩です。
だから、勉強になると思いました。
ところが、集客も、講師も、会場代の立替も、セミナー資料もほとんど、私が担当でした。
先輩たちからは、「こっちはちょっと話すだけでいいから」と、よくわからないことを言われました。
利益は等分でした。
2年くらいは続けましたが、最後は断りました。
そしたら、わがままだと言われました。
世の中って、謎だなと思いました。
一緒にサービスを作ろうと言ってきたのも先輩でした。
私がサイトを作り、私が裏方をすべてやる話でした。
キャッシュポイントも具体的に決まってなく、二言目には、「実績が出たら自慢していいから」と言われました。
やんわりと断りました。
チームで進めているサービスも、結局スタートしませんでした。
見切り発車だったようです。
色々やってみて気づいたのが、集客が何よりも重要ということです。
加えて、キャッシュポイントです。
いつまでもお金が入らないものは、続きません。
集客できない人は、どんなアイデアを出したところで売上を作れません。
アイデアなんて、誰でもいくらでも出せます。
それを事業にして、売上にするまでが大変なんです。
成功している人は、集客に長けています。
すぐにキャッシュポイントを作ります。
テクニックやスキルはもちろんのこと、人を集める魅力があります。
そして、そういう人は、開業1年目の下っ端に声をかけたりしません。
色々やってみて、早めに気づいて本当に良かったです。
誘っていただいた先輩たちには、感謝しかありません。
私が出した答えは、ひとりで出来ることだけをやることです。
毎日発信をすることで、自分を知っている潜在顧客を増やし、メルマガなどでコツコツリストを集めることです。
誰かが欲しい情報を発信することに集中しました。
WordPressの使い方にも工夫しました。
SEOも当然学びました。
ライティングは今でも学び続けています。
テキストだけでなく、動画や音声も使いました。
Webサイトもたくさん作って実験しました。
ひとりで出来ることをいくつもやってみました。
ひとり起業こそ、復数の事業や商品サービスを作ることがおすすめです。
副業ではなく、すべて本業の複業です。
人間には1日24時間という制限があります。
仕事ができる時間なんて、そのうち何時間でしょうか。
そこを補う複業を作ることで、寝ている間にも売上が作れるようになるんです。
なんだか怪しい言い方かもしれませんね。
だけど、これは何も怪しくない、売上の真実です。
会社員に慣れてしまうと、働いた時間分の収入をもらう思考になります。
これだと、寝ずに働いても24時間が限界です。
そうではなくて、寝ている間にも売れる商品サービスを作ること。
これこそが、ひとりの限界を超える方法です。
全然難しい話ではありません。
例えば、このnoteだって、有料記事を販売できます。
寝ている間に売ることが可能です。
Kindle出版も同じです。
出版は誰でもできるので、売れれば売上になります。
noteもKindleも、作成する時間は必要ですが、その後は置いておけば自動的に売上が入ってきます。
もちろん、売れるものを作ることが必要です。
もっと重要なのは、買ってもらえる流れやしくみを作ることです。
今は色々なプラットフォームが無料から使えます。
無料でSNSで告知できます。
ひとりで大きな売上を作ることは、誰にでもできる時代です。
私は行政書士という時間労働をしながら、できるだけ自動化できるものを会社を作って別事業として行っています。
複業です。
誰とも組まず、誰も雇わず、すべてひとりで運営しています。
ひとりで出来ることしかやりません。
その分、スキルと効率化ツールは常にアップデートしています。
今の状態がとても気に入っています。
出来ることだけを自由に行っているからだと思います。