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73.都内に住むメリットデメリット(郊外でも軌道に乗れたのか)【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】

何もわからず開業した当初は、チームにも憧れた。
その方がカッコイイし、うまく行きそうなイメージがあった。
だけど今は、断然ひとりのままが良い。
ひとりで出来ることはたくさんあるのだ。

開業3年目に、思い切って港区に家を借りました。
まだ軌道に乗ったとは言えない状況でしたが、何とかその年に軌道に乗せる、売上を年商1,000万超えるんだ!と、自分を鼓舞するために借りました。
今思うと、勝算もないのによくやったなと思います。

1,000万を超えるという目標は、当時の私には重かったこともあり、3年目には、かなりストレスもかかっていました。
家から少し離れたい、もっと言うと、ひとりの時間が欲しいと思いました。
それで、セカンドハウスのつもりで家を探しました。

ところがそのタイミングで、夫の単身赴任が決まります。
セカンドハウスと考えていたワンルームが、私の住処となりました。
犬も一緒です。

ワンルームと言っても、13畳くらいの部屋とキッチンが別にあったので、それほど窮屈には感じませんでした。
思い切って断捨離もできました。

そこから、1LDK、2LDKと、徐々に広い部屋に引っ越すこともできました。
審査が通るかなと、その都度ドキドキでしたが、通った時は本当に嬉しかったです。
すべて自分の力だというのが、達成感がありました。
自信にもつながりますね。

さて、わざわざお金のかかる港区に住んで、結果、売上は上がりました。
目標は3年目に達成し、そこから毎年売上が増えています。
もし、私が郊外に住んだままだったら、売上は上がっていたのでしょうか?

もちろん、本当のところはわかりません。
考え方によっては、住むところなんて関係ないかもしれません。

私が都内に住みたいと考えていた時、都内に住んでいる人に、都内に住むメリットを聞いたところ、「どこに住んだって売上は変わらないよ」と言われました。
たぶん、その通りなんだと思います。

私が都内に住んで売上が上がったのは、偶然なのかもしれません。

ただ、思うんです。
住みたい場所があり(私の場合は南青山でした)、そこに住めたという嬉しさと自信が、追い風になったのは間違いありません。
ここにこのまま住みたい。
そのためには、売上がもっと作れるようにならなければ!と、売上のために動き続けることができました。

私は子供の頃から郊外に住んでいて、それがイヤでした。
ずっと都内に住みたいと思っていました。
だけど、お金のことを考えると無理でした。
いつも住んでいる場所がちょっと嫌いでした。

それが、思い切って住んでみたことによって、状況が変わりました。
私の場合は、住みたい場所に住めた気持ちが、パワーになったのだと思います。

自分で稼げるようになりたいと考える人は、それぞれ目的が違うはずです。
お金があれば何をしたいのか。
どうなりたいのか。
それを少しずつ叶えながら売上を増やしていくと、モチベーションが上がるし、幸福感も増すと思います。

自分がどうしたいのか。
どうなりたいのか。
結局、それが一番大事な気がします。

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