62.お客様は誰でもいいわけではない(お客様の選び方)【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
人はモノではなくストーリーを買うと言う。
ストーリーを知ってもらうためには、ブログの発信が向いている。
実は発信を続けることこそが、売れる秘訣なのだ。
以前、「イヤな客には売るな!」という本を読んで共感しました。
すごく腑に落ちて、本に書いてある通りに実行しようと思いました。
作者が数年前に亡くなってしまったこともあってか、今は中古しかないようですが、Amazonで概要を見るだけでも参考になると思います。
この本には、タイトル通り、イヤな客には売らなくていい、いや、売ってはいけないと書いてあります。
イヤな客に売ると、クレーム対応に追われるだけだと言います。
これは思い当たる人も多いはずです。
イヤな人、無料だから買う人には、クレーマーが多いです。
良い人はお金を払って買ってくれます。
また、良いお客様とは、長く付き合う方法を考えましょうという、よく耳にするLTVの考え方も出てきます。
1人のお客様と長く付き合い、高い利益を出してもらうためには、そのための商品サービスやしくみも必要です。
私が重視している「毎月継続的に入る収入」も、LTVの考え方が参考になることがあります。
良い人たちが会員になってくれて、会費を毎月払ってくれるサービスが作れたら、イヤな客を近づけずに、安定した売上が手に入ります。
例えば結婚したい人が、相手は誰でも良いわけではないのと同じように、私たちは売上は欲しいけど、誰からでも良いわけではないのです。
開業直後は、焦りもあり、誰でも良いから買ってほしい、依頼してほしいと考えてしまいますが、徐々に気づきます。
良い人に買ってほしい。
良い人に依頼してほしい。
お客様を選ぶなんて!と、思う人もいるかもしれません。
だけど、実際に売る立場になったら、選ぶべきだとわかるはずです。
友だちを選ぶように。
付き合う人を選ぶように。
結婚相手を選ぶように。
お客様も選んだ方がいいんです。
自分の幸せのために。
人間には色々な人がいます。
良い人ばかりではありません。
見下す人、バカにする人、嘘をつく人、色々います。
傷つけられるとストレスになります。
最悪、体を壊すことにもなります。
自分に合う人を選びましょう。
お互いに尊重できる人を選びましょう。
その方がお互いのためです。
私はこれまで、商品サービスを提供して、お金をもらえなかったことは一度もありませんが、お金をもらえなかった話は、何度も聞きました。
最初にお金の話をしなかったり、請求をきちんとしないなど、もらえない人にも原因がある場合もありますが、商品サービスを受け取っておきながら、料金を払わないのは、絶対にダメです。
イヤな思いをしないためにも、お客様は選びましょう。
そして、こちらも隙を見せないように、お金の話は最初にしましょう。
料金を含め、最初に契約書を取り交わしましょう。
商品を手渡す前に、サービスが完了する前に、支払ってもらいましょう。
この流れが作れなそうな人は、お客様にしないことです。
良い人だけをお客様にすると、幸せな毎日を過ごせますよ。