53.無料と有料では講座参加者の質が全然違う【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
講座開催は自分を知ってもらう大切な機会だ。
時々、営業目的の人が紛れ込むが、絶対に悪手だと思う。
営業とは、知ってもらうことです。
人は知らない人からは買わないし、知らない人には依頼しません。
まずは知っている人になり、信用してもらう必要があります。
その活動が営業活動です。
ファンを作ることが大事とも言えます。
ファンになってもらうと、自分が勧めるものを買ってもらえます。
ブロガーやインフルエンサー、YouTuberやライバーは、ファンが生まれることで収益につなげています。
一般人でも、ネットを使って簡単に発信ができる時代になりました。
人の気持ちがわかり、人のための発信ができ、ファンを作れる人は、収益が作れる時代です。
講座開催は、言い換えるとライブです。
オンラインでもオフラインでも、自分のライブに人を集め、自分と自分の商品サービスを好きになってもらえば成功です。
すぐに買ってもらえなくても、好きになってもらえば、また何かに参加してもらえます。
それだけで大きな成果です。
もっと言うと、ライブで買ってもらおうとしないことです。
参加してもらい、知ってもらうことを目的にした方がいいです。
売込みは、多くの人が嫌いです。
せっかく参加してくれたのに、嫌われたら意味がありません。
欲がない方が良い結果が出ます。
その方が好かれるからです。
さて、そんな講座開催には、2つの種類があります。
有料講座と無料講座です。
有料講座は、参加費をもらう講座です。
人はお金を払うとなると、抵抗を感じるものです。
その分、本気で参加したい人が集まります。
実はこれ、とても重要です。
本気で聞きたい人が参加すると、講座全体の雰囲気が良くなります。
参加者の満足度が高くなりますし、商品サービスへの関心も高くなります。
無料講座は、参加するハードルがぐっと下がります。
無料は最強ワードです。
無料だったら参加してみようと思う人もいます。
ただし、その分、暇つぶしで参加する人も現れます。
内容もわからず参加する人もいます。
そういう意識で参加する人は、クレームも多いです。
話の内容がつかめず、それが不満につながります。
寝ている人もいます。
自分の営業のために参加する人も増えます。
資料だけほしい人もいるはずです。
会場全体の雰囲気が悪くなる場合もあります。
たくさんの人に知ってもらうことが目的であれば、無料開催も良いと思いますが、関心の低い人も参加すると覚悟して開催するといいでしょう。
少なくていいから、興味のある人を集めたいなら、断然有料講座がおすすめです。
Zoomなど、オンラインで開催するなら無料も良いと思います。
ただし、Zoomミーティングの場合、マイクをミュートにしない人もいて、家族と話している声が入ったり、電話に出て話している声が入ったりして、他の参加者の迷惑になるケースもあります。
こちらが講座を良いものにしようと頑張っても、雰囲気は参加者の影響で大きく変わります。
雰囲気の良い講座にしたい場合、有料にするだけで質は上がると思います。
有料講座の場合、注意したいのは集金方法です。
お金を集めるって、意外と面倒です。
当日会場で払ってもらう場合、おつりや領収書の準備も必要です。
払わずに着席する人もいるので、チェック方法も決める必要あります。
事前払いやオンラインの場合、決済方法を決める必要があります。
なかなか払わない人もいます。
リマインドなど、手順をあらかじめ決めておく必要があるでしょう。
できるだけ自動化することが、ひとりで開催するならおすすめです。
講座開催を考えている人がいたら、参考になると嬉しいです。