45.開業したけどうまく行かなかった人たちの特徴【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
40歳でやる気を出した私には、40代がもつ可能性を知っている。
周りの言葉を気にせず行動すれば、40代で変わることは簡単だ。
47歳で会社を辞めて開業した私は、これまでたくさんの人が開業しては辞めて行ったり、違う方向に進んでいくのを見てきました。
逆に、軌道に乗せて売上を伸ばしている人もたくさん見ています。
うまく行く人、うまく行かない人、両方を見た上で、ここでは「うまく行かない人」の特徴を書いておきます。
ここに書いておくことを避ければ、うまく行くはずです。
よく「失敗する」と表現されますが、失敗とは何もしないことです。
何もしなければ失敗もしないと考える人も多いでしょう。
だけど、何もしなければ何も変わりません。
実はこれが失敗です。
変えようと行動すれば、必ず失敗しますし、軌道に乗るのはそのあとです。
ここで言う失敗は、失敗ではありません。
行動すれば、最初はうまく行かないものです。
これは、誰もが経験することです。
自転車に乗るのも、楽器を演奏するのも、最初からうまくできる人はいないはずです。
うまく行かない状態から始まり、練習を繰り返すうちにうまく行きます。
開業もこれと同じです。
開業したのに、動かない人も実は多いです。
お店をオープンしたのに広告も出さない。
事務所をオープンしたのに挨拶状も出さない。
その後、毎日の情報収集もせず、マーケティングも学ばない。
SNSもブログもホームページもやらない。
勉強会や交流会にも参加しない。
これではうまく行くはずがありません。
広告は出したけど、挨拶状は出したけど、反応がないからやめてしまう。
何を学んだらいいかわからないし、お金をかけたくない。
SNSやブログやホームページには、何を書いたらいいのかわからない。
これもうまく行かないパターンです。
うまく行かない人の特徴は、次の通りです。
始めない
始めても続けない
少し続けて反応がなくてやめてしまう
あれこれ手を出し過ぎてしまったり、数ヶ月で諦めて違うことを始めてしまう人も、結果、うまく行っていません。
人には24時間という上限があるので、時間をどう使うのか、何に使うのかは、とても重要です。
1つのことを続けるのは、時には不安になったり、飽きてしまったりするようですが、少なくとも1年、できれば3年続けてほしいなと思います。
成果が出る直前でやめてしまうのは、もったいないからです。
また、少なくとも毎日継続するものを1つは作るといいと思います。
SNSでもブログでもいいので、毎日続けると、1年後2年後にフォロワーやアクセス数が変わっているはずです。
もちろん、自分本位の発信ではなく、誰かが読みたいことを発信することが重要です。
ただ、これも最初はわからないと思うので、徐々に誰かのための発信に近づけていけばいいと思います。
それができるようになるのが、1年後だったりします。
続けていると、発信のスタイルもつかめるものです。
開業してから、軌道に乗せている人たちにもたくさん会いました。
小さな規模から年商100憶くらいの人たちの話を聞きました。
うまく行っている人たちは、みんな同じことを言います。
私が成功できたのは、やめなかったからです。
やめたら失敗になるけど、やめなかったから失敗にならず、さらにうまく行くまで続けたから成功したんだと、みんな口を揃えて言いました。
成功の秘訣は続けることで間違いありません。
続けるためにも秘訣があります。
まず、自分が何年も続けられることは何か、考えることです。
また、何かを始めようと思ったら、それは続けられることなのかを考えることも大事です。
得意なことの方が続くはずです。
例えば、チームでやるとか、人を雇うとか、取り扱う業務や商品サービスなど、枠組みを決める時は、続けられるかどうかを考えると間違えずに済むと思います。
私の場合は、ひとりで出来ることだけをやると決めています。
チームや組織や人を雇うことはしません。
ひとりで自由に生きていけなければ、開業した意味がないからです。
軸を決めて、スタイルを決めて、続けることを決めるといいと思います。
うまく行くためには、続けるだけです。