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歯の治療はお早めに。

こんばんは、ゆうさいです。

実は先週から左上の歯が痛いんです。
痛みの種類は、ズキズキというよりも痛痒いような鈍い疼き…。

以前、反対の右側の奥歯に根尖病巣(歯の根っこに炎症がおきる病気)ができていて治療を行ったことがあり、その時も同じような痛みだったのを思い出しました。

この病気の原因は、以前おこなった根尖治療(歯の根っこの治療)が不十分だったことによる影響が多いようです。
痛みの種類が同じなのと、同じ歯科医院で虫歯治療をおこなっていた部位だったことから、今回も根尖病巣が原因かもしれない…そう思いました。

そんなことで、今回は「歯」というテーマで頭をよぎった歴史上の人物についてお話したいと思います。

その歴史上の人物とは、豊臣秀吉さん。

実は彼の歯は現在まで遺されていて、京都にある「豊国神社」の宝物館に展示されているんです。
数年前に訪問した際に、その実物も拝見してきました。

この歯は、秀吉さんが生前に家臣だった加藤嘉明(かとうよしあき)さんに形見として贈ったものだそうで、南蛮製の容器に大切に入れて保管されていました。

豊臣秀吉の歯


ちなみにこの加藤嘉明さんは、秀吉さんが柴田勝家さんと戦った時に有名となった「賤ケ岳七本槍」の一人で、愛媛県にある松山城を築城した人物でもあります。

さて、秀吉さんの歯に話を戻しますが、この1本の歯から秀吉さんの当時の口腔内の状態が推定できたそうです。

この歯は、秀吉さんの左上の第二大臼歯(奥から2番目)で、表面全体的が歯垢(しこう)に覆われていました。
・・・ということは、この歯の両隣りには歯がなかったことになります。
※ちなみに血液型は「O型」ということまでわかったようです。
 (医学博士の堀準一氏の調査結果)

そんな状態から秀吉さんは、晩年歯槽膿漏に悩まされ、食べ物もしっかり嚙むことがままならない状態だったこともわかりました。

もし、これが本当に秀吉さんだったのであれば、彼は62歳で伏見城で亡くなっていますので、50代後半で既に食べ物を歯でしっかりと噛みながら満足のいく食事ができていなかったのかもしれません。

天下人となり世の中を思うように動かすことができるようになった秀吉さんも、我々が普通にできている「食べる」という行為自体が思うようにできなかった可能性があるということを考えると、今ある自分の歯をもっと日頃から大切にしないといけないなとあらためて思いました。

現在は歯科医療も進歩していて、インプラント治療のように歯がなくなった時にもしっかり噛めるような治療も確立されてきています。
しかしそれに甘んじることなく、予防をしっかり行い自分の歯で長く噛める状態をこれからも維持していきたいと思います。

‥ということで、早速歯科医院に予約を入れて、早めに治療に行ってきます。

では、また。






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