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無意味と無駄に打ち勝つ


最近、仕事でへこむようなことがあって、今までやってきたことがすべて無駄だったんじゃないかな〜って思ってしまってた。

無駄と無意味について考え出すと、答えを見つけられなくて、絶望のループに陥ってしまう。

この無駄と無意味について、noteを書こうと思ってから、1ヶ月くらい答えを出せずにいた。

このnoteも何の意味があるんだろうって考え始めてしまったから。

そんななかで日常を過ごし、色んな本やマンガに触れてその答えを見つけた気がする。

わたしたちが生まれてきたこと自体に意味がないように、文章にもとくに意味はありません。  
強いて言うなら、その意味のない文章に、意味づけをするのは読んだ人。

「書く習慣」いしかわゆき




この本に書いてあるように、
開き直って好きなようにするしかない。


意味を考えて、その理由を探して、分からなくて、書けなくなる、行動できなくなるなら、自分のこうしたいを認識して、それを信じて動くしかない。

「クイーンズ・クオリティ」と
「え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか? 」


この2つのマンガを読んで、やっぱり意味を考えるのも、無駄だって思うのも、それこそ無駄なんじゃないかなって。



*ここから先マンガの感想、ネタバレ含みます。




2巻から続いている洙田さんの話は、一生懸命やってきたのに身に付かなくて、結果につながらなくて、自分がやってきたことが意味がなかった、と思っていたけど、自分の頑張りをみてくれていた人がいるって気づく、そして、頑張ろうと進んでいく。


「クイーンズ・クオリティ」の16巻では、地獄に行った讃良を助けにいく。その地獄には「ミイム」という現世に絶望して、すべてを「無意味」と断ずる者たちがいる。
そんな地獄での貴也の言葉が忘れられない。

誰かが作ったこの海を
「無意味」と断じて入ってゆく俺たちが
どのツラ下げて自分の行いは無意味ではないと言い切るのか
なんの権利で彼らの無意味を無意味であると断ずるのか
そんな自己矛盾をつきつけられ
それでも尚傲慢に
「我が意志こそが崇高である」と言い切って進むんだ
正しい迷いを今は黙らせよう
迷えば溺れるからな

「クイーンズ・クオリティ」16巻 最富キョウスケ 


自分がやっている仕事や、正しいと思ってやってきたこと、それに疑問が生じていまうのはしょうがない。その疑問でよりよい方法や改善すべきことが見つかれば改善すればいい。

でも、そのとき自分がやった仕事や行いはすべて、無駄だったのか?と問われたら、そうではないと思う。それをやったから今があるし、無駄だと気づくのもやったから気づいたことだ。

そのときの自分が正しいと思ってやったなら、もう、それは過去のことだと割り切って進むしかない。

誰も傷つけずに大事なものを守れたら、それが一番いいかもしれない。でも、全部守ろうとしていたら、何も守れなくなってしまう。
誰かを傷つけてしまう覚悟はもっていないと、
大事なものは守れない。

その誰かを守るという行いも独りよがりなのか、と、迷うこともある。
迷って迷って、決断したなら、
その迷いはもう捨てよう。

自分がやっていることに意味を感じられなくなったら、意味を考えるのを諦めて、
自分が正しいと思うことを信じて進むしかない。

正解なんてないし、
答えは誰も教えてくれない。

今は無駄に思えることも、もしかしたら、それがあったから、こうなったと、つながる未来があるかもしれない。

誰かはそれを必要としているかもしれない。

無駄と無意味の思考のループに入ったら、
えいや!っとそのループを断ち切ろう。

矛盾してるかもしれないけど、
すべて無駄と無意味なんだから。
考えても仕方がない。
開き直って進むしかない。

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