ジョグのスピードは速い方が良い?


1984年、初めてサブスリーした頃の練習日誌をもとにして、今回はジョグについて少し私見を書きたいと思います。

この頃(1984)のジョグのスピード感覚が日誌から判明しました。
篠山1週間の月曜日の感想に60分スロージョグ1km5分と記してる。
これには、今なら当然速い部類。

が当時はまだ大学卒業して2年。遅い学生だったにしても5千は15分切りたくて練習してた口だからジョグが今より速いのは当然と言えば当然です。

当時はジョグがキロ4付近、というのは確かな感じがしたんですが日誌からぽろぽろっとジョグの速さがわかっきました。
2月に一度だけLSDやったという記載があるが時間が70分、しかも走行距離15キロ、キロ4分40秒の計算になるがこれがLSDの感覚だったとはびっくり。
やはり遅くても競技経験者。ジョグのスピードはかなり速かったようです。
加えてLSDをあまり理解してなかった感じもします。

それでも篠山1週間後にはLSD120分23kmとあるからこれくらいならLSDと呼んでもいいかな?みたいな感じですが。

これはどんなレベルでもありがちですがジョグが速いからと言ってマラソンも速いとは限りません。
その逆にマラソンが速いからジョグも速いとも限りません。
私のところに来た会員さんではジョグが速いからマラソンが上手く走れない、という例はたくさんあります。


もちろん他の練習がきちんと出来た上でジョグもダラダラしない速さ、というのはあっていいと思います。

でも何も分からずに無意識にジョグが速いのは時に弊害になったりします。

今はダニエルズのランニングフォーミュラのように適切なイージーペースを瞬時に教えてくれる便利なアプリもあります。

そういうのも参考にしながら、自分の主観強度(全くキツく感じない・楽)、会話が出来る、鼻呼吸出来る、等の楽だから出来る状態をキープする、心拍数(予備心拍運動強度50〜65%程度)を確認する、これらを摺り合わせして、自分のベストなジョグスピード幅を見つけていくのがマラソンタイム向上の第一歩だと思います。






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