果てしないトレーニング理論の探求Vol.03
24歳でマラソン3回目にしてようやく2時間47分台を出せたのですが、その当時の練習記録が見つかりました。
今回はその練習を紹介する前の大学卒業後1年目何していたのかを紹介したいと思います。
大卒1年目は短距離志向?
どうやら記憶をたどると大学卒業後1年目は割と一生懸命練習していたようです。
それも短い距離を。
800mで1分台を目指してたんでしょうね。
400m55秒0、800m2分2秒0、1500m4分18秒、5000m17分54秒が大卒一年目の主なタイムです。
大卒一年目の練習の詳細な記録が残っていないのが残念です。
卒業後1年目は母校に行き30~50mのダッシュ、100や200も短距離パートに交じり走っていたのを思い出しました。
30m4秒4、50m6秒7,100m12秒7、200m26秒、300m38秒0というのが高校生に交じって練習で出したベストタイムとして書き記されてます。
ちなみに400mの55秒0というのは人生でただ一度走った400mのレースでの結果です。
今思えば54秒9だったらもっと良かったのに、と思います(笑)。
300mのタイムからすれば54秒は出せてもいいはず。
篠山に向けて練習スタート
1984年の1月から3月終わりまでの練習日誌が見つかりました。
卒業後、83年秋から中学の臨時教諭をやるよう頼まれてそこから採用試験の勉強、学校での授業、そして自分の練習。
このパターンが84年3月まで続きました。
それで残ってるのが1984年1月から3月いっぱいまでの練習記録というわけです。
見返すと、マラソン練習と言える内容は見えてこないです。
それでもどんな練習をやろうとしていたのか?まずそこから当時手にした本なども紹介しながら話していきたいと思います。
当時手にしたランニング専門書
1981 マラソン(著・高橋進 講談社)
1981 ランニングトレーニング (著・佐々木功 ランナーズブックス)
専門書はこの二冊でした。
ランナーズは読み始めていたと思います。古いものはもう処分して手元にはないですが。
「マラソン」、という本も数年前、もう時代にそぐわないと感じて処分してしまいました。
ただし、この「マラソン」は大学卒業時の卒論の参考書にしていたことはかすかに記憶しています。
ウェブサイトで調べると、マラソンの歴史から練習の原則、マラソンのフォーム、練習方法及び計画、ペース、それに大衆マラソンと健康マラソンにまで言及しているかなりな専門書だったわけです。
「ランニングトレーニング」こちらは佐々木功監督が書いた本で、この本でLSD、スピードプレー、クロカンの詳細を知りました。
特に印象深いのはLSD(ロングスローディスタンス)です。
この本の冒頭に「ロングラン二ングは世界の常識になっている」とあります。
そのロングランの考え方、内容は今読んでも納得する分がかなり多く、レディアード理論に端を発した考え方なのかなと思っています。
次回は1984年1月から3月終わるまでの短い期間のトレーニング内容について触れて、どんな理論を取り入れたかったのか?
それとも全く考えていなかったのか?紹介したいと思います。
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