良いところを伸ばすという考え方
「人は誰でもこの世にうまれた理由がある」
高校の時の恩師に言われた言葉です。
当時、素行が悪く、よく職員室に呼ばれ怒られていたのですが、
「お前のうまれてきた理由はなんだ。」と、
同じことで毎度怒らせる私に先生が突き放したように言いました。
この世に生を受け、世の中に役立つ理由が皆平等にあってうまれてきているのだから、こんなくだらないことをやってないで、その「うまれてきた理由」を時間をかけて探せと。こんなくだらないこととは、学校でタバコをすったり、授業にでなかったりってことね。
(今、そんなこと言ってくれる先生っているのかな。)
なぜかすごく衝撃的で、生まれる理由も、存在する意味も当たり前のように考えたことなんてなくて、えーーー、みんなそんなこと考えて生きてんのーー??と、だいぶ斜めに聞いていました。。
働くようになり、ローレルという会社に出会ったことにより、経営者になり、スタッフと接することにより、あれ、もしかして昔怒られたこれって、そういうことなのかもと、繋がっていきました。
人はこの世に生まれた理由がある、ということを、私がうまれたことで社会がよくなる、と考えを改め、視点を変えました。生きるために働くのでは決してないのだと思うようになりました。
じゃあ、どこの社会を、どうよくするためにうまれてきたのか。それはきっと、好きなことや得意なことを極めることで、より世の中を社会をよくすることができる、そうシンプルに捉えました。得意なことだから楽しいし、好きなことをやるための苦手なことなら喜んでできる。世の中に役立つためにうまれたこと、を体現するために、自分が最も得意なことで社会に貢献できるのだと思うと、私はとてもワクワクし、生きる目的がそこにあるのではないかと。そこからは、じゃあ良い部分だけを伸ばせば、皆が世の中に役立つ人間になれるじゃん。そんなシンプルな繋がりでした。
悪いところなんて簡単に見つけられるのだけど、良いところも同じくらい簡単に見つけられて。そんな相手の良いところの引き出しをグイッと開けていったら、面白いくらい、世の中の笑顔に繋がりました。
就職先を決めるときに、まずは学校から、自分の長所と短所を見つけることを言われます。自分のダメなところなんてゴマンとあって、私は悪いところばかりを見つけ酷く落ち込みました。そして就職するまで克服するようにも言われました。そんな非生産的な時間を使うのではなく、こんなステキな世の中になったらいいな。そのためには自分は何ができるのかな。と思いを巡らす。そんな時間の過ごし方の方が断然楽しいし、充実します。
誰もが意味があってこの世に生を受けている。
そう思うと、目の前の全ての人の意味を知りたくなるし、引出したくなります。まずは、ひたすら良いところをとことん伸ばす。そして、気付いたときには短所なんてなくなっているはず。
これを見て魂が揺さぶられない人はいないはず。
信じられないくらいステキな歌声。
人は誰でもこの世に生まれた理由がある。→☆
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